タツモ株式会社の第53期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

タツモ株式会社の2024年第1四半期の決算が発表されました。売上高が59億5,783万円と前年同期比で52.8%の大幅な増収となり、営業利益は5億7,050万円と黒字に転換しました。半導体関連の需要が堅調に推移しているため、同社の主力事業であるプロセス機器事業が好調に推移しています。今後も同社の業績は順調に推移すると期待できそうです。

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企業情報

企業名: タツモ株式会社
証券コード: 62660
決算期: 12月31日

タツモ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

タツモ株式会社の決算日は12月31日です。2024年第1四半期の決算は、2024年5月14日に発表されました。

主な事業

タツモ株式会社は、半導体装置、搬送装置、洗浄装置、コーターなどのプロセス機器事業を主力としています。また、金型・樹脂成形事業表面処理用機器事業も展開しています。半導体関連製品を中心に幅広い事業領域を持っている企業です。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高が59億5,783万円と前年同期比52.8%増、営業利益は5億7,050万円と前年同期の営業損失から大幅に改善しました。主力のプロセス機器事業が好調に推移したことが業績回復の要因です。営業利益率は9.7%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

タツモ株式会社の売上高は、2023年第1四半期は38億6,464万円でしたが、2024年第1四半期は59億5,783万円と大幅に増加しました。また、経常利益も2023年第1四半期は2億3,120万円の損失でしたが、2024年第1四半期は6億6,209万円の利益に転換しています。半導体関連需要の回復に伴い、同社の業績も堅調に推移しています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点での四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は498億9,934万円と前連結会計年度末に比べて24億7,048万円増加しています。これは主に電子記録債権や棚卸資産の増加によるものです。一方、負債合計は293億3,065万円で、前連結会計年度末に比べて19億9,760万円増加しています。これは長期借入金の増加が主な要因です。

資産の部

流動資産は416億6,620万円と前連結会計年度末に比べて22億4,553万円増加しました。これは主に電子記録債権が14億1,452万円、棚卸資産が14億745万円それぞれ増加したことによるものです。固定資産は82億3,313万円で、前連結会計年度末に比べて2億4,958万円増加しています。

負債の部

流動負債は205億2,783万円と前連結会計年度末に比べて8億5,258万円減少しました。これは主に短期借入金の減少によるものです。一方、固定負債は88億2,281万円と前連結会計年度末に比べて28億4,983万円増加しており、これは長期借入金の増加が主な要因です。

純資産の部

純資産合計は205億6,868万円と前連結会計年度末に比べて4億7,287万円増加しています。これは主に為替換算調整勘定の増加によるものです。自己資本比率は40.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

2024年3月期第1四半期のROAは1.4%、ROEは4.4%となっています。2023年3月期と比較すると、ROAは0.6ポイント、ROEは2.9ポイントそれぞれ上昇しており、収益性が改善傾向にあります。これは主力の半導体関連事業が好調に推移していることが要因と考えられます。今後も事業のさらなる成長により、ROAやROEの向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

当第1四半期の連結キャッシュ・フローの状況については、四半期報告書では詳細な情報が記載されていません。しかし、営業活動によるキャッシュ・フローが改善傾向にあり、事業の収益性向上によるキャッシュ・インが増加していると推察されます。また、投資活動によるキャッシュ・フローは設備投資などにより支出が増加している可能性もあります。今後の投資計画やキャッシュ・マネジメントに注目していく必要がありそうです。

配当の支払額

2024年3月期の期末配当金は1株当たり24円と前期より3円増加しました。この配当金の総額は35億6,036万円となっています。株主還元の強化に取り組んでいる様子がうかがえます。今後も業績の向上に合わせ、株主への安定的な配当の継続が期待されます。

今後の展望

タツモ株式会社は、半導体関連需要の堅調な推移を背景に、主力のプロセス機器事業を中心に好業績を維持することが期待されます。中長期的な成長に向けて、顧客ニーズに対応した新製品の開発や生産体制の強化に注力していく方針です。また、金型・樹脂成形事業や表面処理用機器事業においても、事業環境の改善に伴い、業績の回復が期待できそうです。引き続き、同社の動向に注目していく必要があります。

編集部のまとめ

タツモ株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増加となりました。主力の半導体関連事業が引き続き好調に推移しており、今後の業績拡大に期待が持てそうです。内部留保の活用や株主還元の強化など、株主価値の向上に向けた取り組みも注目されます。決算内容からは、同社の中長期的な成長力が感じられるでしょう。

タツモ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

タツモ株式会社の決算日は12月31日で、2024年第1四半期決算は2024年5月14日に発表されました。配当金は1株当たり24円と前期より増加しており、株主還元の強化に取り組んでいることが分かりました。今後も同社の業績や株主還元に注目していく必要がありそうです。

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