ホソカワミクロン株式会社の最新決算は、売上高が414億77百万円と前年同期比で11.5%の増加となりました。主力事業の粉体関連事業と、プラスチック薄膜関連事業の売上高が伸長し、営業利益も37億79百万円と堅調に推移しています。経営は順調に推移していますね。
企業情報
企業名: ホソカワミクロン株式会社
証券コード: 6277
決算期: 毎年9月30日
ホソカワミクロン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ホソカワミクロン株式会社の決算日は毎年9月30日です。第2四半期は3月31日で、今回はその2023年10月1日~2024年3月31日の四半期決算を報告しました。
主な事業
ホソカワミクロン株式会社は、粉砕・分級装置、混合・乾燥装置、大気汚染防止装置、製品捕集用集塵装置、精密空調制御装置等の製造・販売を行う粉体関連事業と、単層から多層のプラスチック高機能フィルム製造装置の開発・製造・販売を行うプラスチック薄膜関連事業を展開しています。
今期の業績と利益率は?
ホソカワミクロン株式会社の当第2四半期連結累計期間の売上高は414億77百万円と前年同期比11.5%増加しています。利益面では、営業利益が37億79百万円と前年同期比18.0%増加しています。また、経常利益は42億59百万円と前年同期比26.5%の増加となりました。
売上・利益の推移
ホソカワミクロン株式会社の最近の売上高は増加傾向にあり、前年同期比11.5%増加の414億77百万円となりました。利益面では、営業利益、経常利益ともに増加しており、業績は順調に推移しています。
四半期連結貸借対照表について
ホソカワミクロン株式会社の総資産は997億17百万円となり、前期末比26億88百万円増加しました。負債は374億78百万円と前期末比6億46百万円減少し、純資産は622億38百万円と前期末比33億35百万円増加しています。
資産の部
ホソカワミクロン株式会社の資産の部では、現金及び預金が増加したことなどから、総資産が前期末比26億88百万円増加しています。
負債の部
ホソカワミクロン株式会社の負債の部では、電子記録債務や未払法人税等が減少したことにより、負債が前期末比6億46百万円減少しています。
純資産の部
ホソカワミクロン株式会社の純資産の部では、利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加などにより、純資産が前期末比33億35百万円増加しています。
ROAとROE
ホソカワミクロン株式会社のROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、前期に比べ改善されています。収益性の向上や財務体質の改善により、株主価値の向上につながっています。
キャッシュフロー
ホソカワミクロン株式会社の営業活動によるキャッシュ・フローは30億20百万円の増加となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億40百万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは8億57百万円の減少となり、現金及び現金同等物は277億87百万円と前期末比20億98百万円増加しています。
配当の支払額
ホソカワミクロン株式会社は、1株当たり配当金を50円に設定しており、配当の総額は753百万円となっています。株主還元を積極的に行っていることがわかります。
今後の展望
ホソカワミクロン株式会社は、粉体関連事業と、プラスチック薄膜関連事業において、引き続き受注拡大が期待されます。さらに、収益性の向上や財務体質の改善にも取り組み、企業価値の向上を目指しています。今後の成長が期待できる企業といえるでしょう。
編集部のまとめ
ホソカワミクロン株式会社の決算は、売上高、営業利益、経常利益ともに増加しており、業績は順調に推移している印象です。粉体関連事業とプラスチック薄膜関連事業の両事業が伸長し、収益性の向上や財務体質の改善も進んでいることから、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
ホソカワミクロン株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ホソカワミクロン株式会社の決算日は毎年9月30日です。配当金は1株当たり50円、配当の総額は753百万円となっており、株主還元にも積極的な企業といえます。今後も安定した業績と株主還元が期待できる企業だと言えるでしょう。