株式会社瑞光の第62期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社瑞光の2024年5月20日末の第1四半期決算報告書を詳しく分析しました。瑞光は生理用ナプキンや紙おむつ製造機械の大手メーカーで、今期は前年同期比で4.1%減収となりましたが、利益率は改善傾向にあることがわかりました。

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企業情報

企業名: 株式会社瑞光
証券コード: 62790
決算期: 2月~翌年1月

株式会社瑞光の決算日・決算時期(スケジュール)は?

瑞光の決算日は2月20日で、四半期決算は2月21日~5月20日、5月21日~8月20日、8月21日~11月20日、11月21日~翌年2月20日と年間4回行われています。1年間の業績を把握できることから、投資家の関心も高い企業といえます。

主な事業

瑞光は生理用ナプキン製造機械紙おむつ製造機械などの一般産業用機械・装置の製造・販売を主力事業としています。国内外の衛生用品メーカーを中心に製造機械の提案活動に注力しており、製品の部品販売にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期連結累計期間(2024年2月21日~5月20日)は、売上高3,853百万円(前年同期比4.1%減)となりました。利益面では営業損失132百万円、経常損失39百万円と前年同期より改善されています。しかし、親会社株主に帰属する四半期純損失が758百万円となったのは、税効果会計の処理などが影響したためです。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、売上高は2022年2月期から2023年2月期にかけて減少傾向にありましたが、利益は改善してきています。2024年2月期第1四半期でも営業損失が縮小するなど、収益性の改善が見られることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

2024年5月20日時点の総資産は49,452百万円で、前期末から180百万円増加しています。現金及び預金が1,173百万円増加したことなどが主な要因です。一方、負債合計は15,334百万円と815百万円増加し、純資産は34,118百万円と634百万円減少しました。

資産の部

流動資産は32,819百万円と微増しています。現金及び預金が1,173百万円増加した一方で、電子記録債権が737百万円減少したことなどがポイントです。固定資産は16,633百万円と減少傾向にありますが、有形固定資産が370百万円増加しています。

負債の部

流動負債は7,051百万円と増加しています。契約負債が380百万円増加した一方で、電子記録債務が757百万円減少しています。固定負債は8,283百万円と増加しており、繰延税金負債が813百万円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は34,118百万円と前期末より634百万円減少しています。利益剰余金が1,022百万円減少したことが大きな要因です。一方で、為替換算調整勘定が685百万円増加しています。

ROAとROE

瑞光のROA(総資産利益率)は過去3年間で6%前後で推移しています。一方、ROE(自己資本利益率)は直近2期では10%を下回る厳しい水準となっていますが、収益性の改善により今後回復が期待できます

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で改善傾向にあるものの、まだマイナスとなっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは補助金収入などの影響でプラスとなっています。今後の生産性向上や受注獲得に向けた設備投資に活用されていくことが期待されます。

配当の支払額

2024年5月の期末配当は1株当たり10円と、前期の17.10円から大幅に減少しました。しかし、配当性向は30%程度と、安定的な配当を維持している点は評価できます。今後の業績回復によっては、再び増配につながることが期待されます。

今後の展望

瑞光は生理用ナプキン製造機械や紙おむつ製造機械などの拡販に注力し、受注の獲得と早期の機械引渡しに努めていく方針です。また、海外事業の強化にも取り組むことで、長期的な売上拡大と収益性の向上を目指しています。さらに、最近発表したイタリアの子会社化も成長戦略の一環と位置づけられ、今後の業績拡大が期待できます。

編集部のまとめ

株式会社瑞光は、生理用ナプキン製造機械や紙おむつ製造機械など、衛生用品関連の業界大手です。今期は減収ながら利益率が改善傾向にあり、キャッシュ・フローも改善しつつあります。一時的な損失もありましたが、今後の海外事業拡大や設備投資による生産性向上策などから、中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

株式会社瑞光の決算日や配当についてまとめました。

瑞光の決算期は2月~翌年1月で、四半期決算が年4回行われています。1年を通してチェックできるので投資家の関心も高い企業ですね。配当は今期10円と前期から減少しましたが、配当性向は30%前後と安定的に推移しているのが特徴です。今後の業績改善によってはさらなる増配も期待できるでしょう。

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