TOWA株式会社の第46期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

TOWA株式会社の最新の四半期決算報告書をご紹介します。TOWAは半導体製造装置や精密プラスチック製品の開発・製造を手がける老舗企業です。このたび発表された2023年12月期第3四半期の業績は、売上高320億円、営業利益40億円、経常利益43億円となりました。半導体需要の変化の影響はあるものの、生成AIなどの成長分野の設備投資に支えられ、堅調に推移していることが分かります。

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企業情報

企業名: TOWA株式会社
証券コード: 63150
決算期: 3月期

TOWA株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

TOWA株式会社の決算は3月期で、第3四半期の決算発表は2024年2月の予定です。年間の決算発表は毎年5月頃に行われます。

主な事業

TOWA株式会社は半導体製造装置の開発・製造を主力事業としています。特にトランスファ装置やコンプレッション装置などの半導体製造装置の提供を得意としています。また、ファインプラスチック成形品の製造にも取り組んでおり、医療分野などで高い評価を得ています。さらに、レーザ加工装置の開発も行っており、幅広い事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高320億円、営業利益40億円、経常利益43億円と、前年同期比で減収減益となりました。しかし、第3四半期では車載向け装置の売上増加やコンプレッション装置の販売比率上昇により、利益率が改善傾向にあります。また、生成AI関連の需要も本格化しており、今後の業績回復が期待されます。

売上・利益の推移

TOWA株式会社の最近の業績は以下のとおりです。2023年3月期の売上高は408億円、営業利益102億円と高水準を維持しています。しかし、2023年12月期第3四半期は前年同期比で20%減収、45%減益と、半導体民生品需要の低迷の影響を受けています。一方で、生成AI関連の需要は好調で、今後の業績回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産が777億円と前期末比42億円増加しています。これは、現金及び預金、棚卸資産、投資有価証券の増加などによるものです。一方、負債総額は258億円とほぼ前期末並みで推移しています。そのため、純資産は518億円となり、自己資本比率は66.8%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が186億円、棚卸資産が174億円と増加しています。これは、生成AI関連の需要増加に備えた設備投資資金の積み増しや、生産体制の強化に向けた原材料の確保などが背景にあります。また、投資有価証券も70億円増加しており、株式市場の変動に応じた資産の積み増しが進められています。

負債の部

負債の部では、買掛金などの支払債務が増加したものの、長期借入金が44億円と減少しています。そのため、負債総額はほぼ前期並みで推移しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が350億円と増加しており、その他有価証券評価差額金も36億円増加するなど、純資産合計は518億円と、前期末比42億円の増加となっています。この結果、自己資本比率は66.8%と高水準が維持されています。

ROAとROE

TOWA株式会社のROAは直近で13.9%、ROEは18.6%となっています。ROAは前期末比0.3ポイント低下したものの、ROEは0.9ポイント上昇しています。これは、利益水準の低下はあるものの、自己資本が増加したことで収益性が改善した結果です。今後の業績回復に期待がかかっています。

キャッシュフロー

TOWA株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが好調で、第3四半期累計では106億円の増加となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは34億円の減少となっており、生産設備の増強などに投資が行われています。これらの結果、現金及び現金同等物は24億円増加し、手元流動性も確保できています。

配当の支払額

TOWA株式会社は、1株当たり年間80円の配当を実施しています。第3四半期累計では1株当たり40円の中間配当を行い、期末配当40円の予定です。業績が安定しており、株主還元にも力を入れていることがわかります。

今後の展望

TOWA株式会社は、生成AI向けのコンプレッション装置の売上が第4四半期から本格化するほか、車載向けや通信デバイス向けの需要も堅調に推移する見込みです。民生品向けの需要は一時的に落ち込んでいますが、中長期的には同社の得意分野での受注回復が期待されます。今後も半導体市場の成長に合わせて、TOWA株式会社の業績拡大が期待できそうです。

編集部のまとめ

TOWA株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は、民生品向けの需要低迷の影響で減収減益となりましたが、生成AI向けの需要拡大に伴い、第4四半期以降の業績回復が期待されます。強固な財務基盤と収益性を維持しており、今後の成長に期待が高まっています。同社の決算日は3月末で、年間配当は1株当たり80円と株主還元にも力を入れている企業です。

TOWA株式会社の決算日や配当についてまとめました。

TOWA株式会社の決算日は毎年3月末で、年間の決算発表は5月に行われます。配当は年間80円で、中間配当40円、期末配当40円を実施しています。業績が安定しており、株主還元にも力を入れている企業といえます。

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