ローツェ株式会社の第40期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ローツェ株式会社の決算報告書が出ました!2024年3月1日から2024年5月31日までの第1四半期の業績を見ていきましょう。同社は半導体・FPD関連装置事業を中心に、サプライチェーン強化などの需要に支えられ、過去最高の売上高と利益を達成しました。中国市場を中心に活況を呈する半導体関連の動きに新製品の投入も相まって、大健闘といえそうです。

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企業情報

企業名: ローツェ株式会社
証券コード: E02328
決算期: 2月末

ローツェ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ローツェ株式会社の決算日は2月末です。決算期は3月1日から翌年2月末までの1年間となっています。

主な事業

ローツェ株式会社は、半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の開発・設計・製造・販売を主な事業としています。同社は業界トップクラスのシェアを誇る搬送装置など、半導体・ディスプレイ製造に不可欠な装置を製造しています。また、ライフサイエンス事業として、バイオ関連装置の開発・販売も手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期は、売上高29,288百万円(前年同期比75.5%増)営業利益8,748百万円(前年同期比85.4%増)と大幅な増収増益となりました。営業利益率は29.9%と非常に高い水準を維持しています。半導体・FPD関連装置の需要が好調に推移したことが主な要因です。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高および利益の推移をみると、売上高は93,247百万円から29,288百万円と大きく増加しています。利益面でも、経常利益は27,076百万円から11,361百万円と大幅増加しており、企業業績は順調に拡大しています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は161,752百万円で、前期末から5,615百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金の増加2,255百万円、受取手形及び売掛金の増加1,412百万円などです。負債は53,237百万円で、前期末から3,348百万円減少しています。純資産は108,515百万円と、前期末から8,964百万円増加しています。

資産の部

流動資産は123,589百万円で、前期末から3,449百万円増加しました。現金及び預金が40,206百万円と前期末から2,255百万円増加しているほか、受取手形及び売掛金が27,870百万円と1,412百万円増加しています。固定資産は38,163百万円で、前期末から2,166百万円増加しています。

負債の部

負債の部の合計は53,237百万円と前期末から3,348百万円減少しました。流動負債が34,664百万円、固定負債が18,573百万円です。有利子負債である短期借入金が15,363百万円、長期借入金が16,846百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は108,515百万円と前期末から8,964百万円増加しました。利益剰余金が84,861百万円と、前期末から6,395百万円増加しています。自己資本比率は62.4%と高水準を維持しています。

ROAとROE

当第1四半期のROA(総資産利益率)は7.0%、ROE(自己資本利益率)は8.0%となっています。前年同期と比べて、ともに大幅に改善しています。これは、売上高と利益の増加により、資産効率と自己資本効率が向上したためです。同社は高い収益性と効率性を維持しています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが5,867百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが△1,096百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが△2,509百万円のマイナスとなっています。手元流動性は依然として高く、今後の設備投資や研究開発、M&Aなど、事業成長のための投資も見込めそうです。

配当の支払額

ローツェ株式会社は、1株当たり135円の期末配当を実施しました。前期の年間配当金は270円です。安定的な配当政策を維持しつつ、業績拡大に伴う増配も期待できそうです。

今後の展望

中国を中心とした半導体製造設備への投資が活発化しており、同社の主力製品である装置需要は引き続き好調な見通しです。また、注力するライフサイエンス事業でも新製品の投入など事業拡大に期待が持てます。中期的に同社の業績は上昇トレンドを維持できるものと期待されます。

編集部のまとめ

ローツェ株式会社は、半導体・FPD関連装置事業の好調な需要に支えられ、過去最高の売上高と利益を記録しました。中国市場を中心に設備投資が活発化する中、同社の主力製品である搬送装置などの受注が順調に拡大しています。今後も収益性と成長性に期待が持てそうです。また、ライフサイエンス事業の新製品投入などにも注目が集まります。株主還元面でも安定した配当を維持しつつ、増配も期待できます。

ローツェ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ローツェ株式会社の決算日は2月末で、1株当たり135円の期末配当を実施しました。前期の年間配当金は270円でした。決算期は3月1日から翌年2月末までの1年間となっています。同社は半導体・FPD関連装置事業を中心に、高収益体質を維持しつつ、ライフサイエンス事業の拡大にも注力しています。今後も業績の成長が期待される企業といえます。

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