北川精機株式会社の第68期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

北川精機株式会社の2023年12月期第2四半期の決算報告が発表されました。業績は好調で、売上高は前年同期比49.4%増、経常利益も前年同期比145.0%増加と、非常に良い結果となりました。世界的な経済情勢の不透明感の中、同社は環境の変化に機動的に対応し、収益機会を確実に捉えることができたようです。

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企業情報

企業名: 北川精機株式会社
証券コード: 63270
決算期: 2023年12月

北川精機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

北川精機株式会社の決算日は6月30日です。第2四半期決算は2023年12月31日が期末となります。

主な事業

北川精機株式会社は、産業機械事業を主力としています。主要製品には、銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置、自動車部品成形用プレス装置、搬送機械などがあり、顧客の個別仕様に合わせて設計・製造を行っています。また、油圧機器の販売なども手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の売上高は3,317百万円と前年同期比で49.4%増加しました。また、営業利益は451百万円129.1%増加経常利益は446百万円145.0%増加と、大幅な増益となりました。同社の主力の産業機械事業の好調な売上が業績を牽引しています。

売上・利益の推移

同社は連結ベースで業績を管理しており、売上高は前年同期比で49.4%増加しました。一方で、営業利益は前年同期比で129.1%増加経常利益は145.0%増加と、売上以上の伸びとなりました。これは、製造原価低減への取り組みの効果が表れた結果と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は7,856百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,084百万円減少しました。これは主に、電子記録債権の減少653百万円、仕掛品の減少616百万円などによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金は2,720百万円と前期末に比べ222百万円増加しました。一方で、売上債権やたな卸資産が減少したことで、総資産が減少しています。

負債の部

負債合計は4,022百万円と前期末に比べ1,415百万円減少しました。これは主に、電子記録債務の減少251百万円、契約負債の減少885百万円、その他流動負債の減少242百万円などによるものです。

純資産の部

純資産合計は3,833百万円と前期末に比べ331百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益374百万円の計上によるものです。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は前年同期の8.2%から当期は11.4%に上昇しています。また、ROE(自己資本利益率)も前年同期の10.3%から19.7%に上昇しました。これは、売上高の増加と製造原価の抑制により、収益性が大幅に改善したことが要因です。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは363百万円の収入となり、前年同期の300百万円の支出から大幅に改善しました。これは、売上債権の減少584百万円、たな卸資産の減少617百万円などによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは21百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは117百万円の支出となりました。

配当の支払額

当期の1株当たり配当金は8円となり、前期の6円から増配となりました。これは同社の業績回復を反映したものと考えられます。株主還元に積極的に取り組む姿勢が窺えます。

今後の展望

同社は中期経営計画の最終年度を迎え、市場の変化に合わせた機動的な対応持続可能な成長基盤の構築に取り組んでいます。今後も、既存事業の技術的深化と新規事業の開発生産能力増強と収益性向上デジタル化の推進などに注力し、業績の拡大を目指していくものと期待されます。

編集部のまとめ

北川精機株式会社の2023年12月期第2四半期決算は好調な業績となりました。売上高、営業利益、経常利益ともに大幅な増加を果たしており、収益性の改善が顕著です。また、キャッシュ・フローの改善や、株主還元の強化にも取り組んでいることが分かります。今後も、環境の変化に合わせた機動的な対応と持続的な成長基盤の構築に努めていくものと期待されます。

北川精機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

北川精機株式会社の決算日は6月30日で、第2四半期決算は12月31日が期末になります。配当金は1株当たり8円と前期の6円から増配されており、業績回復を反映した株主還元策といえます。同社は今後も持続的な成長を目指していくことでしょう。

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