北川精機株式会社の第68期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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北川精機株式会社の2024年3月期第3四半期決算が発表されました。同社は金属加工機械の製造を手掛ける企業で、主力製品であるプレス装置やFA・搬送装置の販売が好調に推移しています。第3四半期の売上高は4,263百万円と前年同期比で7.2%増加し、営業利益は488百万円と47.6%の増益となりました。製品の需要が底堅く、収益性も向上しているため、中期的な業績拡大への期待が高まっています。

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企業情報

企業名: 北川精機株式会社
証券コード: 63270
決算期: 2024年3月期

北川精機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

北川精機株式会社の決算日は6月30日で、第3四半期の決算期間は2023年7月1日~2024年3月31日となっています。

主な事業

北川精機株式会社は金属加工機械の製造を主な事業としています。主力製品はプレス装置やFA・搬送装置で、自動車部品や電子部品などの成形に使用されます。また、油圧機器の製造も手掛けており、幅広い産業分野に製品を提供しています。同社は国内外の製造業顧客に対して、高精度かつ高品質な金属加工機械を提供し、顧客の生産性向上に貢献してきました。

今期の業績と利益率は?

第3四半期の売上高は4,263百万円と前年同期比で7.2%増加しました。また、営業利益は488百万円と47.6%の増益となり、営業利益率は11.5%と大幅に改善しています。プレス装置やFA・搬送装置の需要が堅調に推移したことが業績拡大の主な要因となっています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高は6,462百万円(2023年3月期)4,263百万円(2024年3月期第3四半期)と推移しています。一方で、営業利益は301百万円(2023年3月期)から488百万円(2024年3月期第3四半期)と大幅に増加しており、収益性の向上が見られます。受注環境の改善やコスト管理の強化などにより、売上高の伸びに加えて利益率の改善も実現できたと評価できます。

四半期連結貸借対照表について

同社の2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は8,415百万円で、前期末比525百万円の減少となっています。負債合計は3,866百万円と1,571百万円減少しました。一方、純資産合計は4,548百万円と1,046百万円増加しており、自己資本比率も54.0%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は6,330百万円で、前期末比503百万円減少しています。これは主に受取手形・売掛金や電子記録債権、仕掛品の減少によるものです。一方、固定資産は2,084百万円と前期末比21百万円の減少にとどまっています。

負債の部

流動負債は3,100百万円と1,487百万円減少しました。これは主に契約負債の減少によるものです。固定負債は766百万円と84百万円減少しています。

純資産の部

純資産合計は4,548百万円で、前期末比1,046百万円の増加となりました。これは主に新株予約権の行使に伴う資本金と資本剰余金の増加、および親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は54.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

北川精機株式会社のROA(総資産経常利益率)は6.0%ROE(自己資本利益率)は12.1%となっています。前年同期と比較して大幅に改善しており、収益性と資本効率性の向上が確認できます。設備投資と生産性向上への取り組みが奏功し、収益力が高まっているものと評価できます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フローは677百万円の収入となっています。一方で、投資キャッシュ・フローは78百万円の支出財務キャッシュ・フローは145百万円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物が834百万円増加しており、財務体質の健全性が高まっています。

配当の支払額

北川精機株式会社の2024年3月期の配当は、中間配当8円、期末配当8円の年間16円を予定しています。前期の年間12円から4円増配となっています。業績好調を背景に、株主還元の強化が図られていることがわかります。

今後の展望

北川精機株式会社は、中期経営計画「持続的進化への挑戦」の最終年度を迎えています。同社は環境の変化に合わせ、より機動的・能動的に市場の動きを捉えて収益機会を確実に獲得するとともに、将来に向けての持続可能な成長基盤の強化に取り組んでいます。設備投資や生産性向上への施策が奏功し、収益性が大幅に改善しているため、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

北川精機株式会社の2024年3月期第3四半期決算は好調な結果となりました。プレス装置やFA・搬送装置の需要が高く、収益性の改善も進んでいることが確認できました。同社は中期経営計画の最終年度を迎え、環境変化に合わせた経営戦略を推進しています。今後も製品開発力と生産性向上に取り組み、持続可能な事業基盤の強化を図っていくものと期待されます。

北川精機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

北川精機株式会社の決算日は6月30日で、第3四半期の決算期間は2023年7月1日~2024年3月31日となっています。また、同社の配当は中間配当8円、期末配当8円の年間16円を予定しており、前期から4円増配となっています。業績好調を背景に、株主還元の強化が図られていることがわかります。

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