株式会社帝国電機製作所の第120期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社帝国電機製作所の2023年度第3四半期決算報告を見ると、同社の事業展開が順調に推移していることがわかります。売上高は前年同期比4.3%増の21,495百万円を記録し、営業利益は0.3%増の3,779百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は1.9%増の2,927百万円と、着実に業績を伸ばしています。

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企業情報

企業名: 株式会社帝国電機製作所
証券コード: 63330
決算期: 2023年3月31日

株式会社帝国電機製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社帝国電機製作所は3月31日を決算期末としており、毎年6月に株主総会を開催し、決算報告を行っています。今回の四半期決算は2023年12月31日時点のものとなります。

主な事業

株式会社帝国電機製作所は、ポンプ事業と電子部品事業の2つが主力となっています。ポンプ事業では、化学プラントや石油精製プラントなどに使用される高性能なキャンドモータポンプの製造・販売を行っています。一方、電子部品事業では、半導体製造装置やロボット向けの精密制御機器を製造しています。これらの事業を通して、幅広い産業分野に製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

当社の2023年度第3四半期の業績は、売上高が21,495百万円と前年同期比4.3%の増加となりました。利益面では、営業利益が3,779百万円と0.3%増加、経常利益が4,151百万円と0.2%の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益が2,927百万円と1.9%の増加と、前年同期を上回る堅調な業績となっています。

売上・利益の推移

株式会社帝国電機製作所の売上高は、2022年度第3四半期が20,618百万円だったのに対し、2023年度第3四半期は21,495百万円と増加しています。利益面では、2022年度第3四半期の営業利益が3,767百万円に対し、2023年度第3四半期は3,779百万円と微増となっています。今後もポンプ事業を中心に着実な収益拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社帝国電機製作所の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は42,929百万円と前期末比1,332百万円の増加となっています。一方、負債合計は10,211百万円で、前期末比120百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が31,711百万円と前期末比771百万円増加しました。これは主に、受取手形・売掛金が895百万円、棚卸資産が1,189百万円増加したことによるものです。固定資産は11,217百万円と561百万円の増加となりました。

負債の部

負債の部では、流動負債が8,299百万円と前期末比78百万円の増加、固定負債が1,911百万円と42百万円の増加となりました。

純資産の部

純資産の部は32,718百万円と前期末比1,212百万円増加しました。これは主に、為替換算調整勘定が1,048百万円、利益剰余金が1,041百万円増加したことによるものです。

ROAとROE

株式会社帝国電機製作所のROA(総資産利益率)は9.7%ROE(自己資本利益率)は13.1%となっています。前期から改善が見られ、企業の収益性と資本効率性の向上が確認できます。今後も高い収益力を維持し、株主価値の向上につなげていくことが期待されます。

キャッシュフロー

当社のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,461百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが△904百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,806百万円となっています。これにより、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は13,943百万円となっています。

配当の支払額

株式会社帝国電機製作所は、2023年6月28日開催の定時株主総会において、1株当たり58円の期末配当を、また、2023年11月10日開催の取締役会において、1株当たり46円の中間配当を決議しています。株主への利益還元を着実に行っていることがわかります。

今後の展望

株式会社帝国電機製作所は、主力のポンプ事業において、化学プラントを中心とした脱炭素化関連設備投資需要の取り込みに注力していくことで、引き続き売上拡大と収益力の向上を目指します。また、電子部品事業においても、半導体製造装置やロボット向けの精密制御機器の需要取り込みに積極的に取り組んでいく方針です。これらの事業展開により、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

編集部のまとめ

株式会社帝国電機製作所の2023年度第3四半期決算は、主力のポンプ事業が好調に推移したことで、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも前年同期を上回る実績となりました。資産や負債の状況も健全で、ROAやROEも改善傾向にあります。今後も脱炭素化需要への対応や電子部品事業の取り組みを強化し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。

株式会社帝国電機製作所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社帝国電機製作所の決算日は3月31日で、毎年6月に株主総会を開催し決算報告を行っています。また、同社は株主への利益還元として、期末配当(2023年度は1株当たり58円)と中間配当(同46円)を実施しており、安定的な株主還元を続けています。今後も業績の継続的な成長と株主還元の拡充が期待できる企業といえるでしょう。

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