新東工業株式会社の第127期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

新東工業株式会社は、金属加工機械の製造・販売を行う優良企業です。第3四半期決算では、売上高が前年同期比8.0%増の83,978百万円、営業利益が前年同期比208.6%増の3,339百万円と好調な業績を達成しました。
同社は主要事業である表面処理事業や鋳造事業、環境事業などで堅調な受注を維持しており、各セグメントで増収増益を実現しています。また、経常利益は4,815百万円と高水準を確保するなど、着実な成長を遂げています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 新東工業株式会社
証券コード: 63390
決算期: 3月31日

新東工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

新東工業株式会社の決算期は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われています。
決算短信は、第1四半期は8月上旬、第2四半期は11月中旬、第3四半期は2月中旬、本決算は6月中旬に公表されます。

主な事業

新東工業株式会社は、金属表面処理装置や鋳造品、環境装置、搬送装置などの製造・販売を行う産業機械メーカーです。
主力の表面処理事業では、ショットブラストマシンや研磨装置、塗装装置などを製造しています。
また、鋳造事業では大型鋳物の生産、環境事業では集塵装置の製造、搬送事業では自動化ライン用の搬送装置を手がけています。
これらの事業を通して、幅広い産業分野で活躍しています。

今期の業績と利益率は?

新東工業株式会社の第3四半期の業績は売上高83,978百万円、営業利益3,339百万円と、前年同期比で増収増益を達成しました。
特に営業利益は前年同期比で208.6%増と大幅な伸びを見せています。
経常利益も4,815百万円と好調で、親会社株主に帰属する四半期純利益も3,115百万円と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

新東工業株式会社の売上高は、2022年3月期は106,381百万円でしたが、2023年3月期第3四半期では83,978百万円と大きく増加しています。
一方、営業利益は2022年3月期が3,951百万円だったのに対し、2023年3月期第3四半期では3,339百万円と増益基調にあります。
このように、新東工業は売上高、利益ともに堅調な推移を示しており、業績は好調に推移しています。

四半期連結貸借対照表について

新東工業株式会社の2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が180,753百万円と前期末に比べ9,386百万円増加しています。
流動資産は106,973百万円で、現金及び預金が35,425百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が37,658百万円となっています。
一方、固定資産は73,780百万円で、有形固定資産が31,745百万円、投資その他の資産が40,539百万円です。

資産の部

新東工業の資産は前期末から増加しており、流動資産は106,973百万円、固定資産は73,780百万円となっています。
現金及び預金、売掛金が主な流動資産、有形固定資産と投資有価証券などが固定資産の主な構成項目です。

負債の部

負債の部では、流動負債が38,437百万円、固定負債が22,068百万円となっています。
流動負債の主な項目は支払手形及び買掛金で14,501百万円、固定負債の主なものは長期借入金の12,842百万円です。

純資産の部

純資産の部は120,246百万円となっており、株主資本が95,307百万円、その他の包括利益累計額が18,421百万円となっています。
自己資本比率は62.9%と高水準を維持しています。

ROAとROE

新東工業株式会社のROA(総資産経常利益率)は、前期の2.3%から当第3四半期では2.6%に改善しています。
また、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の5.5%から当第3四半期で2.6%と改善傾向にあります。
これは、経常利益や当期純利益が順調に増加し、資本効率も高まってきていることが要因です。

キャッシュフロー

新東工業株式会社の直近の開示情報では、第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていません。
しかし、前期の連結キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが6,086百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが3,866百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが4,148百万円の支出となっています。
これらの状況から、同社のキャッシュ・フローは健全に推移していると評価できます。

配当の支払額

新東工業株式会社は、業績に応じて安定的な配当の実施を基本方針としています。
2023年3月期の年間配当金は42円で、うち中間配当が22円、期末配当が20円となっています。
当第3四半期では中間配当として1株当たり20円を実施しており、株主還元に力を入れていることがわかります。

今後の展望

新東工業株式会社は、2021年4月から始まる3ヵ年の中期経営計画「Plus」の下、「お客様数32,500社への拡大」や「営業利益率8%の実現」などの目標に向けて取り組んでいます。
足元では、自動車分野やEV関連などの旺盛な設備投資需要を取り込み、売上高、利益ともに好調に推移しています。
今後も技術力を活かした新商品の開発や、環境対応製品の拡販などにより、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

新東工業株式会社の第3四半期決算では、売上高83,978百万円、営業利益3,339百万円、経常利益4,815百万円と好業績を残しました。
表面処理事業や鋳造事業、環境事業などの主力分野が好調に推移しており、4四半期連続の増収増益を達成しています。
今後も中期経営計画の達成に向けて、技術力を活かした製品開発や販路拡大に注力し、さらなる業績向上が期待されます。

新東工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

新東工業株式会社の決算期は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われています。
配当金は、年間42円を実施しており、第3四半期では中間配当として1株当たり20円を支払っています。
今後も安定配当を維持しながら、持続的な成長に取り組んでいく方針です。

タイトルとURLをコピーしました