株式会社電業社機械製作所の第89期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社電業社機械製作所の2023年度第3四半期決算報告が発表されました。電力設備や機械設備の製造・販売を主軸に事業を展開している同社は、世界的な景気減速の中でも堅調な業績を維持しています。

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企業情報

企業名: 株式会社電業社機械製作所
証券コード: 63650
決算期: 2023年4月1日~2024年3月31日

株式会社電業社機械製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算期は3月31日で、四半期ごとに決算と四半期報告書の提出を行っています。また、期末配当は6月に、中間配当は12月に支払われます。

主な事業

株式会社電業社機械製作所は、電力設備や機械設備の製造・販売を主軸に事業を展開しています。具体的には、ポンプ、送風機、バルブなどの製造を手がけており、主に電力会社や工場などに納品しています。また、海外市場にも積極的に進出しており、グローバルな事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期(4月~12月)の業績は、売上高13,487百万円、営業利益463百万円と前年同期比で減収減益となりました。しかし、受注高は24,061百万円と大幅に増加しており、今後の業績改善が期待されています。

売上・利益の推移

同社の売上高は、公共事業物件の割合が高いため、連結会計年度末に集中する傾向があります。一方で、利益面では第3四半期の業績が比較的低い水準となっていますが、通期では堅調な実績を残してきました。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は29,888百万円、負債は5,500百万円、純資産は24,387百万円となっています。特に純資産は前期末比469百万円増加しており、財務体質の健全性が維持されています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が7,074百万円、受取手形及び売掛金が13,521百万円となっています。一方で固定資産も8,019百万円と、設備投資も着実に進められています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が1,148百万円、電子記録債務が1,539百万円となっています。総負債が5,500百万円と、健全な水準を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が23,352百万円、その他有価証券評価差額金が1,268百万円となっています。自己資本比率は81.6%と高水準を維持しており、財務基盤は強固です。

ROAとROE

同社のROAは前期末の2.7%から、当第3四半期は2.1%に低下しています。一方でROEは前期末の7.8%から6.0%と減少しています。これは、売上高の減少や経費の増加などによるものと分析されます。今後は、受注高の増加を背景に収益性の改善が期待されます。

キャッシュフロー

2023年度第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,292百万円の増加となり、投資活動によるキャッシュ・フローも279百万円の増加と、財務基盤の安定性が維持されています。

配当の支払額

株式会社電業社機械製作所は、中間配当を1株当たり52.5円、期末配当を72.5円とし、年間配当金は125円を予定しています。安定した配当政策を行っています。

今後の展望

同社は中期経営計画において、海外市場の開拓や新製品開発、生産性向上などに取り組むとともに、内部統制の強化にも注力しています。今後の業績回復や新たな成長分野の開拓に期待が寄せられています。

編集部のまとめ

株式会社電業社機械製作所は、製造業の中でも高い技術力と安定的な収益基盤を持つ企業として知られています。今期は一時的な業績低迷がみられましたが、長期的な視点では着実な成長が期待できる企業だと評価できます。今後の事業展開に注目していきたいと思います。

株式会社電業社機械製作所の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、年2回の配当(中間配当と期末配当)を行っています。2023年度の年間配当金は1株当たり125円と、株主への還元も積極的に行われています。今後も同社の動向に注目していきたいところです。

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