オルガノ株式会社の第79期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

オルガノ株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比で11.7%増加し1,062億円と好調に推移し、営業利益も前年同期比42.8%増の141億円と大幅な増益となりました。この決算内容から、オルガノ株式会社が半導体や製薬などの成長分野で強みを発揮し、収益力の向上に成功していることがうかがえます。

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企業情報

企業名: オルガノ株式会社
証券コード: 6368
決算期: 3月期

オルガノ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

オルガノ株式会社の決算期は3月31日です。株主総会は6月に開催され、中間配当は12月、期末配当は6月にそれぞれ支払われます。

主な事業

オルガノ株式会社は、水処理エンジニアリング事業と機能商品事業の2つの主要セグメントで事業を展開しています。水処理エンジニアリング事業では、半導体や製薬、電力・上下水道などの様々な分野向けに水処理設備やプラントの設計・施工・メンテナンスサービスを提供しています。機能商品事業では、水処理薬品や純水装置、食品添加剤などの製造・販売を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,062億円営業利益141億円経常利益149億円親会社株主に帰属する四半期純利益102億円と大幅な増収増益となりました。全体の収益性も高く、営業利益率は13.4%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と営業利益の推移を見ると、2022年3月期は売上高1,602億円、営業利益117億円だったのに対し、2023年3月期は売上高が15.1%増の1,840億円、営業利益が28.5%増の150億円と大幅な増加となっています。水処理エンジニアリング事業を中心に好調な業績を維持してきました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の貸借対照表を見ると、総資産は1,789億円となり、前期末から140億円増加しています。この増加の主な要因は、リース投資資産が189億円増加したことなどによります。

資産の部

資産の部では、流動資産は1,507億円で、前期末から86億円減少しました。一方、固定資産は282億円と前期末から200億円増加しました。

負債の部

負債の部では、流動負債が762億円固定負債が82億円となり、前期末から60億円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、純資産が945億円となり、前期末から81億円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な要因です。

ROAとROE

ROAは直近の3年間でおおむね6%前後で推移しており、ROEも10%前後で安定的に推移しています。この水準は同業他社と比べても高い水準にあると言えます。オルガノ株式会社は収益性の高い企業として評価されていると考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが70億円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが146億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが29億円のプラスとなっています。投資活動のマイナスは主にリース投資資産の増加によるものです。全体としては現金及び現金同等物が17億円減少しています。

配当の支払額

オルガノ株式会社は年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当は74円、2024年3月期の中間配当は41円と、着実に増配を続けています。配当性向は30%前後で推移しており、株主還元にも力を入れている企業と言えます。

今後の展望

オルガノ株式会社は半導体や製薬、電力・上下水道などの成長分野を中心に大型プロジェクトの受注が好調に推移しています。また、エンジニアリング体制の強化やサプライチェーンの強化、新技術の開発にも取り組んでおり、今後も持続的な成長が期待できる企業です。

編集部のまとめ

オルガノ株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも大幅な増加となり、収益力の向上が顕著に表れています。特に水処理エンジニアリング事業の好調な業績が目立ちます。今後も強みである水処理分野での受注拡大や新技術開発に期待が高まっています。株主還元も着実に行われており、オルガノ株式会社は魅力的な企業と言えるでしょう。

オルガノ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

オルガノ株式会社の決算期は3月31日で、株主総会は6月に開催されます。配当は中間配当が12月、期末配当が6月に支払われています。 2023年3月期の年間配当は74円、2024年3月期の中間配当は41円と、着実に増配を続けています。配当性向は30%前後で推移しており、株主還元にも力を入れている企業と言えます。

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