株式会社三共の第59期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社三共の四半期決算報告書が公開されました。パチンコやパチスロ機のメーカーである三共は、前年同期比で売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に増加しており、業績好調な様子がうかがえます。

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企業情報

企業名: 株式会社三共
証券コード: 64170
決算期: 2024年3月期 第3四半期

株式会社三共の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社三共の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日に行われました。四半期報告書の提出は2024年2月13日となっています。

主な事業

株式会社三共は、パチンコ機及びパチスロ機の製造・販売が主力事業です。また、補給機器関連事業や不動産賃貸等の事業も展開しています。主力のパチンコ・パチスロ機事業では、ヒット機種の投入により業績拡大に成功しているようです。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,705億円(前年同期比33.2%増)、営業利益652億円(同35.9%増)、経常利益658億円(同35.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益482億円(同24.8%増)と、大幅な増収増益となりました。

売上・利益の推移

パチンコ機関連事業、パチスロ機関連事業、補給機器関連事業といった主要事業分野で前年同期比で大幅な売上増を果たし、全事業分野で増益となっています。特に、パチンコ機事業とパチスロ機事業は、ヒット機種の発売等により好調な業績を示しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は3,188億円となり、前連結会計年度末と比べ470億円減少しました。負債は514億円で、前連結会計年度末と比べ42億円減少しています。純資産は2,674億円となり、自己資本比率は83.3%と高水準を維持しています。

資産の部

現金及び預金が303億円、受取手形、売掛金及び契約資産が260億円増加しましたが、有価証券が999億円、投資有価証券が53億円それぞれ減少したことが主因です。

負債の部

支払手形及び買掛金が44億円、未払金が35億円増加しましたが、未払法人税等が117億円、有償支給取引に係る負債が8億円それぞれ減少しました。

純資産の部

親会社株主に帰属する四半期純利益を482億円計上した一方、自己株式の取得743億円、配当金の支払い133億円、その他有価証券評価差額金の減少33億円などによりこのようになりました。

ROAとROE

当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は83.3%と高水準を維持しています。そのため、ROAは15.1%、ROEは18.0%と高い水準を維持できた模様です。今後も安定的な収益基盤と財務体質を継続していくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅な黒字となった一方で、自己株式の取得に660億円、配当金の支払いに133億円を充てていることがわかります。今後の設備投資や研究開発、新事業展開に向けてさらなるキャッシュの確保が課題になると考えられます。

配当の支払額

当第3四半期連結累計期間では、中間配当として1株当たり150円の配当を実施しています。株主への利益還元にも力を入れている様子が伺えます。

今後の展望

スマートパチンコ機やスマートパチスロ機の販売が好調に推移するとともに、人気IP「エヴァンゲリオン」シリーズの最新作や「ガンダム」などの新規ヒット機種の発売も予定されています。継続的な新製品投入と旺盛な需要を背景に、今後の業績拡大が期待できそうです

編集部のまとめ

株式会社三共の四半期決算は大変好調な内容でした。パチンコ・パチスロ機の販売が好調に推移し、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期比で大幅な増加を果たしています。財務体質も非常に健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。今後も人気IPを活用した新製品投入などによって、さらなる業績拡大が期待できそうです。

株式会社三共の決算日や配当についてまとめました。

株式会社三共の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日に行われました。配当については、中間配当として1株当たり150円を実施しており、株主への利益還元にも力を入れています。今後も安定した業績と財務体質を維持しながら、株主還元にも注力していくことが期待されます。

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