日本金銭機械株式会社の第71期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本金銭機械株式会社の決算報告書が公開されました。強力な売上高と利益の増加など、期待の持てる内容となっています。今期の業績をご紹介します。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 日本金銭機械株式会社
証券コード: 64180
決算期: 2024年3月期

日本金銭機械株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

決算日は3月31日で、四半期決算では2月9日に2023年12月期第3四半期の決算報告が行われました。

主な事業

日本金銭機械株式会社は、自動認証・計数機などの開発・製造・販売を行う企業です。グローバルゲーミング、海外コマーシャル、国内コマーシャル、遊技場向機器の4つのセグメントで事業を展開しています。主力製品は紙幣識別機ユニットやプリンターユニットなどです。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は売上高22,282百万円、営業利益1,997百万円、経常利益2,359百万円と大幅な増収増益となりました。利益率も高水準を維持しています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比17.3%増、経常利益は62.1%増と好調な業績推移となっています。特に北米やヨーロッパのゲーミング市場での需要が堅調に推移したことが大きく寄与しました。

四半期連結貸借対照表について

資産は前連結会計年度末比43,014百万円と大幅に増加しています。負債も一部増加しましたが、純資産は30,391百万円と健全な財務体質が続いています。

資産の部

流動資産は前期末比3,291百万円増加の35,564百万円となりました。主な要因は受取債権と棚卸資産の増加です。固定資産も911百万円増加の7,419百万円となっています。

負債の部

流動負債は前期末比1,487百万円増加の9,113百万円と、主に支払債務が増加しています。一方で、固定負債は518百万円減少の3,509百万円となりました。

純資産の部

純資産は前期末比3,227百万円増加の30,391百万円と、自己資本比率は70.7%と健全な水準を維持しています。この増加の主因は親会社株主に帰属する利益の計上と為替換算調整勘定の増加です。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.8%から5.4%に上昇し、ROEも前年同期の4.4%から6.2%に上昇しています。収益性と資本効率性が高まっていることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス374百万円、財務活動によるキャッシュ・フローがマイナス1,093百万円となり、現金及び現金同等物は期首から5,135百万円減少しています。

配当の支払額

第2四半期末では1株当たり7円の中間配当を行い、第3四半期末でも同額の配当を実施しています。通期では1株当たり14円の配当を予定しています。

今後の展望

世界経済の先行きは不透明ですが、各市場の需要は堅調に推移する見通しです。引き続きグローバルで新製品の発売や販路拡大などに注力し、業績拡大と企業価値向上を目指していきます。

編集部のまとめ

日本金銭機械株式会社の決算は、売上高、利益ともに大幅な増加と好調な業績となりました。特にゲーミング市場での需要が堅調だった点が大きな要因です。今後も新製品投入やグローバル展開を加速させ、さらなる成長が期待できそうです。

日本金銭機械株式会社の決算日や配当についてまとめました。

決算日は3月31日で、2023年12月期の第3四半期決算が2024年2月9日に行われました。配当は第2、第3四半期とも1株当たり7円の中間配当を実施し、通期では1株当たり14円を予定しています。今後も株主還元の充実に取り組んでいく方針のようです。

タイトルとURLをコピーしました