株式会社マースグループホールディングスの第50期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

アミューズメント・レジャー
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株式会社マースグループホールディングスの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高273億78百万円経常利益98億34百万円と大幅な増収増益を果たしています。また、純資産664億97百万円と財務体質も良好です。パチンコ・アミューズメント関連事業が好調に推移している他、ホテル・レストラン事業も回復基調にあることが業績アップの背景にあります。今後も業界トップクラスの製品開発力を活かし、さらなる成長が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社マースグループホールディングス
証券コード: 64190
決算期: 2023年12月期

株式会社マースグループホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社マースグループホールディングスの決算は、2023年3月31日を期末日とする年4回の四半期決算を実施しています。今回は第3四半期(2023年4月1日~12月31日)の決算報告となります。

主な事業

株式会社マースグループホールディングスは、アミューズメント関連事業自動認識システム関連事業ホテル・レストラン関連事業を中心に展開しています。アミューズメント関連事業では、パチンコ・パチスロホールを顧客とするシステム機器の開発・販売が柱となっています。自動認識システム関連事業では、RFID、バーコード、X線検査装置などさまざまな自動認識デバイスの開発・販売を行っています。ホテル・レストラン関連事業では、「マースガーデンホテル博多」や「マースガーデンウッド御殿場」の運営などを手がけています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は売上高273億78百万円経常利益98億34百万円と、前年同期比で大幅な増収増益を達成しました。経常利益率は35.9%と高い水準を維持しており、企業収益力の高さがうかがえます。事業セグメントでは、パチンコ・アミューズメント機器に強みを持つアミューズメント関連事業が好調に推移しています。

売上・利益の推移

2023年3月期の通期業績は売上高203億46百万円、経常利益67億25百万円でした。一方、第3四半期累計では売上高273億78百万円、経常利益98億34百万円と、通期を大きく上回る好業績を達成しています。前年同期比でもそれぞれ99.0%増、228.1%増と大幅な増収増益を果たしました。パチンコ・アミューズメント機器の需要が旺盛なことが業績拡大の要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の総資産は787億44百万円と、前期末比で148億22百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金の増加35億70百万円や投資有価証券の増加34億69百万円などです。一方、負債合計は122億47百万円で前期末比45億32百万円の増加となりました。

資産の部

流動資産は458億62百万円と大幅に増加しています。現金及び預金が262億71百万円と手元流動性が厚く、商品及び製品が48億43百万円、原材料及び貯蔵品が56億59百万円と在庫も積み上がっています。固定資産は328億82百万円で、投資有価証券が149億40百万円となっています。

負債の部

流動負債は98億20百万円と増加しており、支払手形及び買掛金が51億33百万円、未払法人税等が25億96百万円となっています。固定負債は24億27百万円で、繰延税金負債が3億53百万円となっています。

純資産の部

純資産は664億97百万円と、前期末比で101億89百万円増加しています。利益剰余金が562億42百万円、自己株式が△103億27百万円、その他有価証券評価差額金が35億12百万円となっています。自己資本比率は84.4%となっており、財務体質は良好です。

ROAとROE

2023年3月期のROA(総資産経常利益率)は10.5%ROE(自己資本当期純利益率)は12.4%でした。第3四半期累計では、ROAは15.6%、ROEは20.3%と大幅に改善しています。これは、経常利益や当期純利益が大幅に伸びた一方で、資産規模や自己資本も着実に積み上がっていることが要因と考えられます。収益力と資本効率性が高い水準にあると言えでしょう。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが42億27百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは15億26百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは8億53百万円の収入でした。この結果、現金及び現金同等物は前期末比35億70百万円増の262億71百万円となっています。堅調な業績を背景に、手元流動性も厚めに確保できている状況です。

配当の支払額

マースグループホールディングスは、第2四半期末(2023年9月30日)に1株35円、期末(2023年3月31日)に1株35円の配当を実施する予定となっています。期末配当とあわせて年間1株70円の配当を行う方針です。利益成長に応じて積極的に株主還元を行っているといえるでしょう。

今後の展望

マースグループホールディングスは、パチンコ・アミューズメント関連事業のさらなる成長に加え、自動認識システム関連事業やホテル・レストラン関連事業の業績回復にも期待が高まっています。特に「スマートユニット」などの新製品の販売が好調なことから、アミューズメント関連事業の収益拡大が続くと見込まれています。今後も業界トップクラスの製品開発力を活かして、収益力と企業価値の向上を目指していくことでしょう。

編集部のまとめ

株式会社マースグループホールディングスは、パチンコ・アミューズメント関連事業を中心に大幅な増収増益を達成しました。主力のアミューズメント関連事業は好調で、売上高、利益率ともに高い水準を維持しています。また、財務状況も安定しており、純資産664億97百万円、自己資本比率84.4%と健全な財務体質を維持しています。今後の成長にも期待が高まっている企業です。

株式会社マースグループホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社マースグループホールディングスの決算は年4回の四半期決算で、2023年3月31日が期末日となります。2023年12月期は第3四半期までの決算報告でした。配当は、年間1株70円(第2四半期末35円、期末35円)を予定しており、株主還元に積極的な企業です。今後も業績の拡大と財務体質の維持に期待が高まっています。

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