株式会社高見沢サイバネティックスの第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社高見沢サイバネティックスの2023年12月期第3四半期決算報告書が発表されました!売上高は前年同期比14.7%増と大幅に伸長し、営業利益、経常利益、四半期純利益も黒字化に転換しました。この決算内容をご紹介しましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社高見沢サイバネティックス
証券コード: 64240
決算期: 3月期

株式会社高見沢サイバネティックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社高見沢サイバネティックスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は毎年12月31日となっています。決算発表は通常翌月の2月中旬頃に行われます。

主な事業

株式会社高見沢サイバネティックスは、交通システム機器、メカトロ機器、特機システム機器の製造・販売を主な事業としています。鉄道の自動改札機や駅務機器、各種工業用機械の制御装置、防災・セキュリティ関連の制御システムなど、幅広い分野で電子制御機器を提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高73億35百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益1億9百万円(前年同期は1億62百万円の損失)、経常利益95百万円(前年同期は1億74百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益4千5百万円(前年同期は1億36百万円の損失)と大幅な改善が見られました。特に交通システム機器部門の売上が好調に推移したことが主な要因です。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比で14.7%増加し73億35百万円となりました。一方、利益面では営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期は損失でしたが、今期は全て黒字化に転じています。特に四半期純利益は4千5百万円と大幅な改善となりました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は150億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億24百万円増加しました。負債合計は106億99百万円で2億92百万円の増加、純資産は43億9百万円で31百万円増加しています。

資産の部

流動資産は105億12百万円で、前連結会計年度末比で2億76百万円増加しています。主な増加要因は仕掛品の692百万円増加などです。固定資産は44億95百万円で47百万円増加しました。

負債の部

流動負債は76億57百万円で、前連結会計年度末比で94百万円減少しました。一方、固定負債は30億41百万円で3億87百万円増加しており、長期借入金が4億50百万円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は43億9百万円で、前連結会計年度末比で31百万円増加しています。その他有価証券評価差額金が67百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

ROAは前年同期の△1.3%から0.6%に、ROEは前年同期の△3.7%から1.1%に改善しました。売上高の増加と利益の黒字化により収益性が向上し、資産効率も上がったことが主な要因です。今後の事業展開次第では、さらなる収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明です。ただし、売上高の増加や利益の改善から、営業キャッシュ・フローの改善が期待されます。

配当の支払額

当社では年1回の期末配当を実施しており、前期は1株当たり12円の配当を行っています。今期の配当は1株当たり14円と、前期比2円増配される予定です。財務体質の健全化と株主還元の充実を目指しています。

今後の展望

世界情勢の不確実性や物価高の影響が懸念されますが、当社の主力製品である交通機器関連の需要は底堅く推移する見込みです。また、新製品の投入や生産性の向上に取り組むことで、収益力のさらなる向上を目指します。今後の業績にも期待が高まります。

編集部のまとめ

株式会社高見沢サイバネティックスの2023年12月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに大幅な改善が見られました。交通システム機器の需要増加が牽引役となり、収益性の向上に寄与しています。今後も新製品開発と生産性向上に取り組み、さらなる業績拡大が期待されます。

株式会社高見沢サイバネティックスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社高見沢サイバネティックスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は毎年12月31日に行っています。配当は年1回の期末配当で、前期は1株当たり12円、今期は14円と2円の増配が予定されています。今後の事業展開に期待が高まる決算となりました。

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