中日本鋳工株式会社の第113期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

中日本鋳工株式会社の2023年度第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比12.0%増の4,372百万円と大幅増収となり、経常利益248百万円、純利益205百万円と黒字転換を果たしました。鋳物事業が好調だったことなどが業績回復の要因です。今後も自動車や産業機械向けの受注拡大が期待できそうですね。

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企業情報

企業名: 中日本鋳工株式会社
証券コード: 64390
決算期: 2023年3月期

中日本鋳工株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

中日本鋳工株式会社の決算期は3月期です。決算日は2023年3月31日で、四半期報告書の提出日は2024年2月13日となっています。

主な事業

中日本鋳工株式会社は、鋳物事業を中心に、不動産賃貸事業と発電・売電事業を展開しています。鋳物事業では、自動車部品や産業機械部品の鋳造を手掛けています。また、保有する不動産の賃貸収入や、自社の太陽光発電設備による売電収入も事業の柱となっています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の業績は、売上高が4,372百万円と前年同期比12.0%増と大幅に伸びました。利益面でも、経常利益248百万円、純利益205百万円と黒字転換を果たしています。特に鋳物事業が好調で、営業利益も195百万円と大幅改善しています。利益率は、経常利益率が5.7%、純利益率は4.7%となっています。

売上・利益の推移

中日本鋳工株式会社の売上高は2023年度第3四半期は4,372百万円と前年同期比12.0%増加しました。経常損益も248百万円の黒字に転じています。前期は経常損失58百万円でしたが、今期は大幅な業績改善が見られます。

四半期連結貸借対照表について

中日本鋳工株式会社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表の分析を行います。

資産の部

2023年12月末の総資産は9,210百万円と、前期末に比べ893百万円増加しました。流動資産は4,790百万円と1,287百万円増加し、固定資産は4,419百万円と394百万円減少しています。

負債の部

負債合計は5,814百万円と、前期末に比べ651百万円増加しました。流動負債は2,246百万円と381百万円増加し、固定負債は3,567百万円と270百万円増加しています。

純資産の部

純資産は3,396百万円と、前期末に比べ241百万円増加しました。自己資本比率は36.9%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の-0.7%から2.2%に改善しました。これは経常利益の増加により、収益性が高まったためです。また、ROEも前年同期の-0.2%から6.0%に上昇しており、自己資本利益率も高まってきています。

キャッシュフロー

第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については開示されていません。ただ、現金及び預金残高は前期末比1,589百万円増の2,866百万円となっており、良好な資金繰りが維持できていると見られます。

配当の支払額

中日本鋳工株式会社は第3四半期決算において配当を行っていません。通期での配当予想も未発表です。株主還元策については今後の業績動向を見守る必要があります。

今後の展望

中日本鋳工株式会社は、自動車や産業機械向け需要の回復に期待しています。また、自社の発電事業も収益の柱となる見込みです。ただし、原材料価格やエネルギーコストの高騰など、経営環境は依然として厳しい状況にあるため、収益改善に向けた取り組みが重要になってきます。

編集部のまとめ

中日本鋳工株式会社の2023年度第3四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも大幅な改善が見られ、経営状況の回復が鮮明になってきました。特に鋳物事業の好調が業績を牽引しています。今後も自動車や産業機械向け需要の回復が期待できそうですが、原材料価格高騰などの外部要因にも注意が必要です。株主還元については今後の動向に注目したいところです。

中日本鋳工株式会社の決算日や配当についてまとめました。

中日本鋳工株式会社の決算期は3月期で、決算日は2023年3月31日です。第3四半期決算では無配となっていますが、通期での配当予想は未発表のため、今後の業績推移に注目していく必要があります。中日本鋳工株式会社の成長に期待が高まってきていますね。

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