JUKI株式会社の第110期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

このたび、JUKI株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。売上高23,237百万円、経常損失581百万円となり、前年同期比で売上高は増加しましたが、経常損益は改善傾向にあります。この決算内容をご紹介させていただきます。

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企業情報

企業名: JUKI株式会社
証券コード: 64400
決算期: 2024年12月期

JUKI株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

JUKI株式会社の決算日は12月31日です。決算発表は、第1四半期決算(1月~3月期)が5月中旬、半期決算(1月~6月期)が8月中旬、第3四半期決算(1月~9月期)が11月中旬、年間決算(1月~12月期)が翌年の3月下旬に行われます。

主な事業

JUKI株式会社は、工業用ミシンやその他の縫製機器および産業装置の製造・販売を主な事業としています。同社は縫製機器事業と産業機器事業の2つのセグメントに分かれており、工業用ミシンの製造・販売を中心とした縫製機器事業と、自動化装置などの産業機器事業を展開しています。また、グローバルに事業を展開しており、海外への売上比率が高い特徴があります。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高23,237百万円、営業損失145百万円となりました。前年同期比で売上高は増加し、また営業損益も改善傾向にあるものの、依然として損失計上となっています。利益率では、営業利益率はマイナス0.6%と厳しい状況です。今後は収益性の改善に向けた取り組みが重要になってくると考えられます。

売上・利益の推移

JUKI株式会社の最近3年間の売上高と利益の推移は以下の通りです。売上高は、2023年は94,750百万円、2024年第1四半期は23,237百万円と推移しています。利益面では、2023年は経常損失3,684百万円と大幅な損失計上となりましたが、2024年第1四半期は経常損失581百万円と改善傾向にあります。引き続き収益性の向上に注力していく必要がありそうです。

四半期連結貸借対照表について

JUKI株式会社の2024年3月末の総資産は141,551百万円となり、前連結会計年度末比2,247百万円の増加となりました。これは主に、売上増加に伴い売掛金が増加した一方で、在庫の削減に努めたことで棚卸資産が減少したことによるものです。一方、負債は108,537百万円となり、前連結会計年度末比1,604百万円の増加となりました。これは主に、買掛金が増加したことによるものです

資産の部

流動資産は103,984百万円で、前連結会計年度末比1,205百万円の増加となりました。これは主に、売上増加に伴い売掛金が増加した一方で、在庫の削減に努めたことで棚卸資産が減少したことによるものです。一方、固定資産は37,567百万円で、前連結会計年度末比1,043百万円の増加となりました。

負債の部

流動負債は82,406百万円で、前連結会計年度末比1,551百万円の増加となりました。これは主に、買掛金が増加したことによるものです。一方、固定負債は26,131百万円で、前連結会計年度末比52百万円の増加となりました。

純資産の部

純資産は33,014百万円で、前連結会計年度末比643百万円の増加となりました。これは主に、純損失の計上や配当金の支払により利益剰余金が減少した一方で、為替換算調整勘定が増加したことによるものです。自己資本比率は22.79%となっています。

ROAとROE

JUKI株式会社のROA(総資産経常利益率)は-1.6%ROE(自己資本利益率)は-4.9%となっています。前連結会計年度と比較して若干改善傾向にありますが、依然として低い水準にあります。収益性の改善に向けた施策が重要になってきており、今後の業績回復が期待されます。

キャッシュフロー

JUKI株式会社の直近の業績推移を見ると、2023年は営業キャッシュフローがマイナスだったものの、2024年第1四半期は改善傾向にあることが分かります。これは、在庫削減に努めたことで、運転資金が改善したことが主な要因だと考えられます。今後も収益力強化とともに、キャッシュ管理の改善にも注力していく必要があるでしょう。

配当の支払額

JUKI株式会社は、2024年3月に1株当たり15円の期末配当を実施しました。前年同期と比べて配当額は減少していますが、収益性の改善に向けた取り組みが優先されていることがうかがえます。今後の業績動向を注視しながら、株主還元の充実にも取り組んでいくことが期待されます。

今後の展望

JUKI株式会社は、工場再編や販社の統合など、コスト構造改革に取り組んでおり、収益性の改善に向けて努力しています。また、新技術の活用による新たなビジネスチャンスの創出にも注力しています。今後は、ニューノーマルな環境への対応と持続可能な社会の実現に向けた取り組みがさらに重要になると考えられます。中長期的な視点で、企業価値の向上に期待が高まっています。

編集部のまとめ

JUKI株式会社は、2024年第1四半期の決算で、売上高は前年同期比で増加したものの、依然として損失計上となりました。ただし、在庫の削減や固定費の削減などコスト構造改革に取り組んでおり、収益性の改善にも期待が高まっています。今後は、新技術の活用や持続可能な社会の実現に向けた取り組みにも注目が集まるでしょう。

JUKI株式会社の決算日や配当についてまとめました。

JUKI株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算は5月中旬に発表されます。また、同社は2024年3月に1株当たり15円の期末配当を実施しました。今後の業績動向を注視しつつ、収益性の改善と株主還元の充実に期待が寄せられています。

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