大豊工業株式会社の第118期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

大豊工業株式会社の決算報告が公表されましたので、今回の決算内容をわかりやすくご紹介します。
当社は自動車部品と自動車製造用設備の製造・販売を主な事業として展開する企業です。

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企業情報

企業名: 大豊工業株式会社
証券コード: 64700
決算期: 2023年3月31日

大豊工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大豊工業株式会社の決算期は3月31日です。
四半期報告書の開示は、第1四半期(6月30日)、第2四半期(9月30日)、第3四半期(12月31日)、本決算(3月31日)と年4回行われています。

主な事業

大豊工業株式会社は、自動車部品関連事業自動車製造用設備関連事業の2つを主力事業として展開しています。
自動車部品関連事業では、軸受製品、システム製品、ダイカスト製品、ガスケット製品などを製造・販売しています。
自動車製造用設備関連事業では、自動車の組立や加工に使用される各種設備を提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高84,684百万円営業利益1,973百万円経常利益2,543百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1,788百万円となりました。
売上高は前年同期に比べ9.2%の増収、営業利益は589.9%の大幅増益となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移をみると、売上高は105,161百万円から84,684百万円と減少傾向にありますが、経常利益は1,211百万円から2,543百万円と大幅に増加しています。
これは、売上減少の影響を、コストダウンや生産性の向上などでカバーできたことが要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の貸借対照表を見ると、総資産は117,964百万円で前期末比4,189百万円増加しています。
これは主に現金及び預金、電子記録債権、契約資産、投資有価証券の増加によるものです。

資産の部

流動資産は61,965百万円で前期末比3,138百万円増加しています。
固定資産は55,999百万円で前期末比1,051百万円増加しています。

負債の部

負債合計は46,442百万円で前期末比246百万円減少しています。
流動負債は26,644百万円、固定負債は19,798百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は71,522百万円で前期末比4,436百万円増加しています。
この増加は主に利益剰余金、その他有価証券評価差額金、為替換算調整勘定の増加によるものです。

ROAとROE

当社のROA(総資産利益率)は1.5%ROE(自己資本利益率)は2.5%となっています。
ROAは前期末より0.2ポイント上昇し、ROEは0.6ポイント上昇しています。これは、収益性の改善と資本効率の向上によるものと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが5,206百万円の収入となっています。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは3,604百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,201百万円の支出となっており、全体としては現金及び現金同等物が404百万円増加しています。

配当の支払額

当社は株主への利益還元として、年2回の配当を実施しています。
当第3四半期連結累計期間では、1株当たり10円の中間配当を実施しました。

今後の展望

世界的な半導体不足や原材料価格高騰などの影響により、自動車市場は厳しい環境が続くと予想されます。
しかし、当社は生産性向上や新製品開発など競争力強化に取り組むことで、この厳しい環境を乗り越えていく考えです。

編集部のまとめ

大豊工業株式会社は自動車部品と自動車製造用設備の製造・販売を中心事業として、安定した収益基盤を持っています。
今期は経常利益が大幅に増加するなど、収益性の改善が進んでいます。また、配当に関しては株主還元も充実しています。
今後の自動車市場の動向に注目が集まりますが、同社は生産性向上や新製品開発などにより、持続的な成長を目指していくものと期待されます。

大豊工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大豊工業株式会社の決算日は3月31日です。四半期決算は年4回行われています。
配当については、中間配当として1株当たり10円の配当を行っています。年2回の配当を実施しており、株主還元に力を入れている企業といえます。

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