株式会社ジェイテクトの第124期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ジェイテクトの直近の決算報告をご紹介します。1兆4,118億27百万円の売上収益を計上し、前年同期比で15.3%の増収となりました。事業利益も前年同期比70.0%増の545億59百万円と大幅な増益を達成しています。自動車事業を中心に販売が好調に推移した結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益も前年同期比98.6%増の364億11百万円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ジェイテクト
証券コード: 64730
決算期: 3月期

株式会社ジェイテクトの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ジェイテクトの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が締切りとなっています。年間の決算スケジュールは、第1四半期が6月30日、第2四半期が9月30日、第3四半期が12月31日、本決算が3月31日となります。

主な事業

株式会社ジェイテクトは、自動車、産業機械、工作機械の3つの事業を展開しています。自動車事業では、ステアリング、駆動系部品などの製造・販売を手がけています。産機・軸受事業では、産業機械用ベアリングなどの製造・販売を、工作機械事業では、工作機械、制御機器、工業用熱処理炉などの製造・販売を行っています。これらの幅広い事業領域を持つことで、安定した収益基盤を築いています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は好調で、売上収益は1兆4,118億27百万円と前年同期比15.3%の増収となりました。事業利益も545億59百万円と前年同期比70.0%の大幅増益を達成しました。営業利益率は3.9%と堅調な水準を維持しており、親会社の所有者に帰属する四半期利益も364億11百万円と前年同期比98.6%の大幅な増益となっています。

売上・利益の推移

過去3年の売上収益の推移をみると、2022年3月期が1兆6,781億46百万円、2023年3月期第3四半期が1兆2,249億9百万円、2024年3月期第3四半期が1兆4,118億27百万円と推移しています。利益面では、事業利益が2022年3月期626億58百万円、2023年3月期第3四半期321億円、2024年3月期第3四半期545億59百万円と増加傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

ジェイテクトの直近の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は1兆5,299億39百万円と前期末から885億83百万円増加しています。これは現金及び現金同等物の増加などによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が1,632億42百万円棚卸資産が2,595億41百万円、有形固定資産が4,698億33百万円となっています。流動資産合計は7,769億29百万円、非流動資産合計は7,530億9百万円となっています。

負債の部

負債の部では、営業債務及びその他の債務が3,695億43百万円、社債及び借入金が2,509億75百万円となっています。流動負債合計が4,556億42百万円、非流動負債合計が3,192億73百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が7,234億17百万円となっています。自己資本比率は47.3%となっています。

ROAとROE

ジェイテクトのROA(総資本利益率)は前期末の2.4%から当第3四半期は2.4%と横ばいとなっています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期末の5.2%から当第3四半期は5.1%と若干低下しています。これは資本効率の改善に向けた取り組みが必要との指摘があります。

キャッシュフロー

ジェイテクトのキャッシュフローをみると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,298億4百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは608億74百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは331億66百万円の支出となっています。現金及び現金同等物の残高は1,632億42百万円となっています。

配当の支払額

ジェイテクトは、2023年4月27日の取締役会で1株当たり19円の期末配当を、2023年10月31日の取締役会で1株当たり16円の中間配当を決議しました。これにより、年間配当金は35円となる見込みです。

今後の展望

ジェイテクトは、自動車用部品の需要回復に加え、産機・軸受や工作機械の販売拡大に期待しています。また、原価低減や生産性向上の施策を進めることで、収益力の強化を目指しています。今後も成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上に努めていく方針です。

編集部のまとめ

ジェイテクトの直近の決算では、自動車事業の好調な業績を背景に、売上収益、営業利益ともに前年同期比で大幅な増加を果たしました。今後も、需要回復と生産性向上による収益力強化に注目が集まっています。株主還元面でも、年間配当金が前期比で3円増加し35円となる見通しで、投資家の期待にも応えています。引き続きの業績拡大が期待されるジェイテクトの動向から目が離せません。

株式会社ジェイテクトの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ジェイテクトの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日が締切りとなっています。また、同社は2023年4月27日の取締役会で1株当たり19円の期末配当を、2023年10月31日の取締役会で1株当たり16円の中間配当を決議しており、年間配当金は35円となる見込みです。安定した収益力と株主還元に注目が集まる同社の今後の動向が期待されます。

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