富士電機株式会社の第148期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

皆さん、こんにちは。今回は、電機メーカーの富士電機株式会社の2023年度第3四半期の決算をご紹介します。この企業は、エネルギー・環境事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献している注目の企業です。

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企業情報

企業名: 富士電機株式会社
証券コード: 6504
決算期: 3月期

富士電機株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

富士電機株式会社の決算日は3月31日です。決算は年4回行われており、1年間の第1四半期は4月~6月、第2四半期は7月~9月、第3四半期は10月~12月、第4四半期は1月~3月となっています。

主な事業

富士電機株式会社は、エネルギー、産業、輸送その他社会インフラに関する各種機器、システム及び半導体デバイス、自動販売機、店舗設備機器の開発、製造、販売、サービスを行っています。特に、カーボンニュートラルやデジタル化に向けた製品で注目されており、自動車の電動化、省エネ、データセンター向けなどの設備投資が好調に推移しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高7,596億61百万円営業利益576億56百万円経常利益566億39百万円親会社株主に帰属する四半期純利益372億55百万円となり、いずれも過去最高を更新しました。利益率も、営業利益率7.6%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

直近3年間の業績推移を見ると、売上高は順調に増加し、2023年3月期には1兆94億47百万円となりました。利益面でも、営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高を更新するなど、高収益体質を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財務状況は、総資産1兆1,944億61百万円純資産6,042億74百万円自己資本比率45.9%となっています。

資産の部

流動資産は7,168億2百万円で、主な内訳は現金及び預金、売掛金、契約資産などです。固定資産は4,776億18百万円で、有形固定資産と無形固定資産は3,189億68百万円となっています。

負債の部

流動負債は4,510億6百万円で、主な内訳は支払手形及び買掛金、コマーシャル・ペーパー、契約負債などです。固定負債は1,391億79百万円で、主な内訳は社債と長期借入金です。

純資産の部

純資産合計は6,042億74百万円で、主な内訳は利益剰余金と非支配株主持分です。自己資本比率は45.9%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は7.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は10.8%となっています。ともに高い水準を維持しており、資産効率と収益性の高さが伺えます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが446億21百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが183億54百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが396億94百万円の支出となりました。全体としては現金及び現金同等物が321億69百万円減少しています。

配当の支払額

当期は中間配当として1株当たり60円、期末配当として1株当たり60円の合計年間配当120円を実施する予定です。業績好調を反映した増配となっています。

今後の展望

今後の成長戦略としては、パワエレ事業、半導体事業の拡大を中核に据え、グローバルでのものづくり力強化や、ESG経営の推進などに取り組んでいきます。また、デジタル技術の活用によるDX推進やサイバーセキュリティの強化など、経営基盤の強化にも注力していく方針です。

編集部のまとめ

富士電機株式会社は、カーボンニュートラルやデジタル化などの社会の変化に合わせて事業を拡大し、高収益を維持しています。特に、パワエレ事業、半導体事業が好調で、業績は連続増益を続けています。今後も成長戦略の推進と経営基盤の強化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

富士電機株式会社の決算日や配当についてまとめました。

富士電機株式会社の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。また、配当は年間120円(中間60円、期末60円)を予定しており、業績の好調を反映した増配となっています。今後も安定配当の継続が期待されます。

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