株式会社アスタリスクの第18期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社アスタリスクの決算発表を見ると、同社は新製品の開発や海外展開など、成長に向けた取り組みを強化している企業だと分かりました。第1四半期の連結売上高は293,346千円と前年同期比で7.4%減少しましたが、顔認証レジなどの新しいソリューションの開発を進めているなど、中長期的な成長に期待が持てる内容でした。

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企業情報

企業名: 株式会社アスタリスク
証券コード: 65220
決算期: 8月31日

株式会社アスタリスクの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アスタリスクの決算日は8月31日です。また、第1四半期の決算発表は2024年1月12日に行われました。

主な事業

株式会社アスタリスクは、スマートフォン型RFIDリーダ「AsReader」の開発・販売を主力事業としています。また、システムインテグレーション事業やグループ内での飲食店の運営なども行っています。RFID技術を活用したソリューションの提供に注力しており、最新の店舗システムの実証実験なども行っています。

今期の業績と利益率は?

第1四半期の連結売上高は293,346千円と前年同期比で7.4%減少しました。一方で、セグメント別ではAsReader事業の売上が増加するなど、一部の事業では好調な推移となっています。利益面では、営業損失が119,553千円となり、前年同期の営業損失51,596千円から大幅に悪化しました。新製品の開発など先行投資が影響しています。

売上・利益の推移

同社の過去の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年8月期に2,041,374千円と前期より減少したものの、営業利益は5期連続の黒字を確保しています。また、第1四半期は過去最高の売上を記録した前年同期に比べて減少したものの、新製品開発による先行投資を進めるなど、中長期的な成長に向けた取り組みが進んでいることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は2,779,632千円となり、前期末から60,334千円増加しています。負債は918,483千円と134,090千円増加しました。一方、純資産は1,861,148千円と73,756千円減少しています。安定的な財務基盤を維持しつつ、成長投資に取り組む姿勢がうかがえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が18,253千円減少したものの、商品及び製品が131,426千円増加するなど、事業展開に必要な資産が積み上がっています。固定資産も8,777千円減少にとどまり、全体としては安定した資産構成となっています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が200,000千円増加したことが大きな変動要因となっています。一方で、買掛金が32,461千円減少するなど、負債の内容にも一定の変化が見られます。

純資産の部

純資産の部は、利益剰余金が78,266千円減少したことが主な要因で、前期末から73,756千円減少しています。一方で、為替換算調整勘定は4,510千円増加するなど、海外事業の拡大による影響もうかがえます。

ROAとROE

ROAは前期の5.5%から当四半期は-2.8%と大幅に低下しています。これは営業損失の拡大が主な要因です。一方でROEは前期の-8.7%から当四半期は-16.1%と、さらに悪化しています。これは純損失の拡大による利益剰余金の減少が主な要因と考えられます。同社は新製品の開発など先行投資を行っているため、一時的な収益性の悪化は避けられないと思われますが、中長期的には収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当四半期のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、前期では営業活動によるキャッシュ・フローが41,159千円のプラスとなっており、積極的な設備投資によって投資活動によるキャッシュ・フローは-485,902千円のマイナスとなっています。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは440,000千円のプラスとなっており、設備投資を中心とした成長投資を支えるための資金調達が行われていると考えられます。

配当の支払額

当四半期においては配当の支払いは行われていません。前期の年間配当は1株当たり2円でしたが、新製品開発など先行投資に注力するため、当面の配当抑制が予想されます。ただし、中長期的には収益力の向上とともに、株主還元の強化も期待できるでしょう。

今後の展望

株式会社アスタリスクは、RFID関連製品のさらなる拡販や、顔認証レジなどの新ソリューションの開発・実証に注力しており、中長期的な成長が期待できる企業だといえます。一時的な業績悪化は避けられないものの、先行投資を通じて新たな収益源を確保できる可能性があります。引き続き注目していく必要がある企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社アスタリスクは、RFID関連製品の販売や新ソリューションの開発など、中長期的な成長に向けた取り組みを進めている企業です。第1四半期の業績は先行投資の影響で悪化しましたが、引き続き注目が集まる企業だと言えます。今後の更なる事業展開や業績の推移に注目していきたいと思います。

株式会社アスタリスクの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アスタリスクの決算日は8月31日で、第1四半期の決算発表は2024年1月12日に行われました。また、前期の年間配当は1株当たり2円でしたが、当期は先行投資に注力するため、配当抑制が予想されます。今後の株主還元の動向にも注目が必要です。

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