フルテック株式会社の第62期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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フルテック株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。売上高は3,926百万円と前年同期比8.1%増加しており、営業利益は288百万円と大幅に増益となりました。事業別では、自動ドア関連事業が好調に推移し、建具関連事業も採算改善に成功しています。今後は新商品開発を強化し、更なる成長が期待されます。

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企業情報

企業名: フルテック株式会社
証券コード: E33009
決算期: 12月期

フルテック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

フルテック株式会社の決算日は12月31日です。決算は年1回行われており、第1四半期決算は3月31日、本決算は12月25日頃に発表されています。

主な事業

フルテック株式会社は自動ドア関連事業と建具関連事業を主力としています。自動ドアの販売・施工・保守サービスを提供しており、近年はIoT技術を活用した保守サービスの拡大にも注力しています。また、建具製造・販売も手がけており、最近ではリニューアル需要の取り込みにも力を入れています。その他に、駐輪システムや環境機器などの事業も展開しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高3,926百万円営業利益288百万円と、前年同期に比べ大幅な増収増益となりました。自動ドア関連事業とリニューアルを強化した建具関連事業が好調に推移したことが要因です。営業利益率は7.3%と改善しており、収益性が向上してきています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、2023年は売上高12,784百万円、営業利益495百万円と、好業績を維持できました。2024年第1四半期も前年同期比で売上高が8.1%増、営業利益が110.5%増と、事業基盤が着実に強化されています。今後もストック型ビジネスの拡大やコスト効率化などを通じて、安定した収益力の向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の総資産は12,342百万円で、前期末比344百万円の増加となりました。現金・預金の減少はあったものの、受取手形・売掛金、電子記録債権など売上債権が増加しています。負債は5,798百万円で、買掛金の減少はあったものの、賞与引当金や電子記録債務の増加により206百万円増加しました。純資産は6,543百万円と、配当金の支払いはあったものの、四半期純利益の計上や有価証券評価差額金の増加により137百万円増加しています。

資産の部

資産合計は12,342百万円で、前期末比増加しています。流動資産は7,423百万円で、仕掛品の減少があったものの、受取手形・売掛金や電子記録債権の増加により全体では減少しませんでした。固定資産は4,918百万円で、のれんの計上を含め4.5%増加しました。

負債の部

負債合計は5,798百万円で、前期末比増加しました。流動負債は4,798百万円と、支払手形・買掛金の減少はあったものの、賞与引当金や電子記録債務の増加により増加しています。固定負債は999百万円と増加しました。

純資産の部

純資産合計は6,543百万円で、前期末比137百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や、その他有価証券評価差額金の増加により、自己資本比率は53.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

2023年12月期のROAは4.1%、ROEは7.7%となっています。前年と比べROAは0.2ポイント、ROEは0.1ポイント低下しましたが、依然として一定の水準を維持しています。これは、売上成長とコスト管理の改善により収益性が向上したことが主な要因です。今後は更なる成長投資を進めることで、ROA、ROEの向上が期待できます。

キャッシュフロー

2024年第1四半期のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなりましたが、投資活動によるキャッシュ・フローはプラスとなりました。これは、業績が好調だったものの、売上債権の増加などによるものです。全体としては、現金及び現金同等物が前期末比で239百万円減少し、2,413百万円となりました。今後も営業キャッシュ・フローの安定化に努めていく必要があります。

配当の支払額

フルテック株式会社は、2024年3月の株主総会において1株当たり21円の期末配当を決議しました。これは前期比3円増配となります。同社は株主還元の拡充にも取り組んでおり、中長期的な配当性向の向上を目指しています。今後も財務体質と事業基盤の強化を図りつつ、株主還元の充実に努めていく方針です。

今後の展望

フルテック株式会社は、自動ドアやビル用建具のリニューアル需要の取り込みに注力するほか、新たな周辺機器の開発にも力を入れています。また、IoT技術を活用した保守サービスの拡大により、ストック型ビジネスの強化を図っています。これらの取り組みを通じて、持続的な成長と収益力の向上を目指しています。世界経済の不確定要素もありますが、同社はこれらの経営課題に着実に取り組んでいくことで、中長期的な企業価値の向上が期待できます。

編集部のまとめ

フルテック株式会社は、自動ドアやビル建具の販売・施工・保守事業を中心に堅調な業績を維持しています。直近の第1四半期決算では、売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅な増加となり、収益性の向上が確認できました。今後はIoT技術を活用した保守サービスの拡大やリニューアル需要の取り込みなど、成長に向けた取り組みを強化していく方針です。株主還元の充実も進めており、中長期的な企業価値向上が期待できる銘柄といえるでしょう。

フルテック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

フルテック株式会社の決算日は12月31日で、年1回の決算を行っています。直近の2024年3月期第1四半期では、売上高3,926百万円、営業利益288百万円と大幅増収増益でした。また、1株当たり21円の期末配当を実施する予定で、前期比3円増配となります。今後もIoT活用など新たな取り組みを進めていくことで、持続的な成長と収益力の向上が見込まれる企業といえます。

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