おしらせです! クックビズ株式会社(コード65580)の決算報告をお届けします。
企業情報
企業名: クックビズ株式会社
証券コード: 65580
決算期: 11月
クックビズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
クックビズ株式会社の決算期は11月です。 四半期決算は、第1四半期が2月末、第2四半期が5月末、第3四半期が8月末、第4四半期が11月末に公表されます。
主な事業
クックビズ株式会社は、人材サービスのHR事業、テクノロジーを活用したDX事業、そして事業再生・成長支援事業の3つの事業を展開しています。 特に、飲食業界に特化した人材紹介サービスや求人広告サービスなどのHR事業が主力となっています。 同社は「食ビジネスの変革を支援する会社」をビジョンに掲げ、人手不足に悩む食分野の企業をサポートしています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は899,065千円と前年同期比で57.4%の大幅増収となりました。 主力のHR事業が好調に推移したことに加え、事業再生・成長支援事業の連結子会社きゅういち株式会社の売上も大きく伸びたことが要因です。 また、利益面でも営業利益が96,007千円と前年同期比で126.2%の大幅増益となりました。
売上・利益の推移
クックビズ株式会社は、コロナ禍の影響を大きく受けていましたが、感染症の収束に伴い業績は着実に回復傾向にあります。 前連結会計年度の売上高は2,665,054千円、経常利益は287,714千円と過去最高を記録しました。 当第1四半期も引き続き大幅な増収増益となっており、同社の事業の再成長が顕著に表れています。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は3,514,777千円と前連結会計年度末に比べて73,238千円増加しました。 主な要因は売掛金の増加などです。 一方、負債は1,965,912千円と51,275千円増加し、純資産は1,548,864千円と21,962千円の増加となりました。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が減少したものの、売掛金や無形固定資産が増加しています。 特に、前期に連結子会社化したワールドインワーカー株式会社ののれんが51,751千円計上されたことが大きな要因です。
負債の部
負債の部では、短期借入金が99,250千円増加したものの、契約負債が減少したことなどが主な変動要因です。
純資産の部
純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が18,634千円増加したことが主な変動要因となっています。
ROAとROE
クックビズ株式会社のROA(総資産利益率)は当第1四半期で2.6%となり、前年同期から1.4ポイント改善しました。 また、ROE(自己資本利益率)も当第1四半期で5.4%となり、前年同期から2.3ポイントの上昇となりました。 これは、売上高と利益の増加により収益性が向上していることを示しています。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため詳細は不明ですが、売上高と利益の増加を背景に、営業活動によるキャッシュ・インフローが増加していると考えられます。 一方で、投資活動や財務活動によるキャッシュ・アウトフローも発生しているものと推測されます。
配当の支払額
クックビズ株式会社は当第1四半期において、配当の支払いは行っていません。 直近の第16期(2022年12月期)の期末配当は1株当たり2.50円の配当を実施しました。 今後も業績の回復を続ける中で、株主還元の強化が期待されます。
今後の展望
クックビズ株式会社は、中期的にHR事業の売上規模を40~50億円程度まで回復・再成長させることを目標としています。 飲食業界における人手不足への対応が同社の強みであり、DX事業やきゅういち株式会社の事業再生・成長支援事業との相乗効果を発揮することで、持続可能な食ビジネスのエコシステムを提供していく方針です。
編集部のまとめ
クックビズ株式会社は、飲食業界を中心とした人材サービスが好調に推移し、全体としても大幅な増収増益となりました。 コロナ禍からの回復が鮮明になる中、同社の事業戦略が功を奏しているといえるでしょう。 今後も売上と利益の成長が期待されるクックビズ株式会社の動向に注目が集まります。
クックビズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
クックビズ株式会社の決算期は11月で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に公表されています。 また、直近では第16期(2022年12月期)の期末配当を1株当たり2.50円実施しました。 今後の業績回復に合わせて、株主還元の拡充も期待されます。