株式会社みらいワークスの最新四半期決算が発表されました!プロフェッショナル人材向けサービスに強みを持つ同社は、リモートワークの普及等を背景に大きな売上拡大を遂げているようです。
今期の業績は順調に推移しており、前年同期比で23.3%増の5,097,363千円の売上、80.2%増の129,383千円の四半期純利益を計上しています。
企業情報
企業名: 株式会社みらいワークス
証券コード: 65630
決算期: [第13期第2四半期 自2023年10月1日 至2024年3月31日]
株式会社みらいワークスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社みらいワークスの決算日は9月30日です。そのため、今回の報告は第13期第2四半期の決算となっています。
上場企業は四半期ごとに業績を開示する必要があるため、同社は年4回の決算発表を行っています。
主な事業
株式会社みらいワークスは、プロフェッショナル人材向けサービス事業を中心に展開しています。
具体的には、自社の人材登録システム「FreeConsultant.jp」を通じてプロフェッショナル人材と企業をマッチングさせるプロフェッショナル・エージェント事業、副業マッチングサイト「Skill Shift」や転職サイト「Glocal Mission Jobs」「Glocal Mission Times」の運営などのWebプラットフォーム・サービス、企業のDXや人材育成をサポートするソリューション提供サービスなどを手掛けています。
今期の業績と利益率は？
直近の第2四半期決算では、売上高は前年同期比23.3%増の5,097,363千円となりました。
利益面でも、営業利益は94.7%増の238,929千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は80.2%増の129,383千円と大幅な増益となっています。
主力事業のプロフェッショナル・エージェント事業が好調に推移したことが業績拡大の要因となっています。
売上・利益の推移
株式会社みらいワークスは、2022年10月期から2023年9月期に掛けて売上高が8,369,907千円と大きく成長しています。
利益面でも、2022年10月期には129,012千円の純利益を計上するなど、堅調な業績推移となっています。
特にプロフェッショナル・エージェント事業の伸長が大きく、企業のDX需要の高まりや地方創生の動きなどを取り込んでいることが好影響を及ぼしているようです。
四半期連結貸借対照表について
株式会社みらいワークスの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は3,186,847千円となっています。
内訳としては、現金及び預金が1,114,529千円、売掛金及び契約資産が1,363,610千円となっています。
資産の部
資産面では、現金及び預金が前期末比228,253千円増加するなど、収益性の高い事業展開により、財務体質が強化されています。
また、無形固定資産が403,819千円と一定の割合を占めており、自社開発のプラットフォームなどが企業価値の源泉になっていると考えられます。
負債の部
負債は1,906,265千円となっており、そのうち買掛金が1,420,619千円を占めています。
売上高の拡大に伴う仕入債務の増加が主な要因です。一方で、有利子負債はありません。
純資産の部
純資産は1,280,581千円と、総資産の40.18%を占めています。
利益剰余金が850,399千円と堅調な収益力を示しています。
ROAとROE
株式会社みらいワークスのROA(総資産経常利益率)は7.6%、ROE(自己資本利益率)は10.1%となっています。
売上規模の拡大と収益性の向上により、資産効率も高まってきていることがわかります。
今後も事業の成長性と収益性の改善が期待できそうです。
キャッシュフロー
当期は営業活動により271,013千円のキャッシュを獲得しました。
一方で、投資活動においては42,760千円を支出しており、主に無形固定資産の取得によるものです。
財務活動では特に動きはなく、現金及び現金同等物の期末残高は1,114,529千円と、健全な財務体質を維持しています。
配当の支払額
現時点では配当の実施については発表されていません。
成長段階にある同社は、内部留保の充実に注力しているものと考えられます。
今後、収益力の向上に伴い、株主還元策の強化も期待できるかもしれません。
今後の展望
株式会社みらいワークスは、「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」というビジョンのもと、DXの推進や地方創生の動きを取り込みながら着実に事業拡大を果たしています。
今後も、プロフェッショナル・エージェント事業や各種Webサービス、コンサルティングなどを通じて、社会課題の解決に貢献していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社みらいワークスは、首都圏を中心としたプロフェッショナル人材不足や、地方創生の潮流を取り込んでおり、業績は好調に推移しています。
今期は売上高が前年同期比23.3%増、純利益が80.2%増と大幅な増収増益を達成しています。
今後も、同社のプロフェッショナル人材向けサービス事業が順調に伸びていくことが期待されます。
株式会社みらいワークスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社みらいワークスの決算日は9月30日で、四半期ごとに業績を開示しています。一方で、現時点では配当の実施については発表されていません。
今後、収益力の向上に伴い、株主還元策の強化も期待できるかもしれません。
