株式会社要興業の第52期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社要興業の2023年12月期第3四半期決算が公表されました。当社は一般廃棄物と産業廃棄物の収集運搬・処理を主な事業としており、経営成績は順調に推移しているようです。売上高は前年同期比で3.4%増加し、経常利益も5.1%増加しています。収集運搬・処分事業の伸長に加え、徹底したコスト削減により利益も増加しています。

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企業情報

企業名: 株式会社要興業
証券コード: 65660
決算期: 3月期

株式会社要興業の決算日・決算時期(スケジュール)は?

決算日は3月31日です。第3四半期は12月31日までの決算で、2023年2月14日に四半期報告書を提出しています。株主総会は6月に開催される予定です。

主な事業

株式会社要興業の主な事業は、一般廃棄物と産業廃棄物の収集運搬と処分です。法令遵守と環境保全に取り組み、循環型社会の実現を目指しています。廃棄物処理業界では高い社会的要求に応えるため、厳格なコンプライアンスと適正処理を推進しています。また、コロナ禍からの需要回復やリサイクル事業の強化にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が10,113,987千円と前年同期比で3.4%増加しました。経常利益は1,392,520千円と5.1%の増益となりました。コスト上昇分の一定程度を価格に転嫁できた他、徹底的な原価低減を行ったことで好業績を維持できています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績を見ると、売上高は13,029,356千円から10,113,987千円と増減がありますが、経常利益は1,786,449千円から1,392,520千円と高水準を維持しています。資源価格の変動の影響を受けながらも、収集運搬・処分事業が安定的に推移していることが、業績を支えている要因です。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は23,066,565千円で、前期末から639,816千円増加しています。これは主に有形固定資産の増加によるものです。負債は5,007,937千円と前期末比10,915千円増加しました。一方、純資産は18,058,628千円と628,901千円増加しています。自己資本比率は78.29%と高い水準を維持しています。

資産の部

流動資産は7,272,082千円と前期末比278,769千円増加しました。現金及び預金が193,170千円増加したことが主な要因です。固定資産は15,794,482千円と361,047千円増加しました。土地、機械装置の取得などにより有形固定資産が増加しています。

負債の部

流動負債は2,423,930千円と143,037千円増加しました。短期借入金が288,508千円増加した一方で、未払法人税等が197,906千円減少しています。固定負債は2,584,006千円と132,122千円減少しました。長期借入金の返済が進んだことが主な要因です。

純資産の部

純資産は18,058,628千円と前期末比628,901千円増加しました。利益剰余金が578,368千円増加し、その他有価証券評価差額金も50,533千円増加しています。

ROAとROE

ROAは前期の6.40%から現在7.02%に上昇しています。これは利益率の改善と資産効率の向上によるものです。一方、ROEも前期の5.50%から5.35%とやや低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。自己資本比率が8割近くあるため、財務体質が健全であることがうかがえます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,056,312千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが489,721千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが373,159千円の支出となっています。現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は5,432,504千円と、手元流動性は十分確保されています。

配当の支払額

2023年5月15日に開催された取締役会において、2023年3月期の期末配当金として1株当たり23円の配当を決議しています。当期の年間配当金は46円となる見込みです。株主還元に力を入れている様子がうかがえます。

今後の展望

今後の経営環境については、世界情勢や金融政策の変化等によるリスクが存在するものの、コロナ禍からの経済活動の正常化が進んでいることから、当社の事業環境は概ね良好に推移するものと考えられます。更なる業容拡大と収益力向上に向けて、顧客ニーズに合致したサービスの提供に注力する」とのことです。今後の成長に期待が高まるといえそうです。

編集部のまとめ

株式会社要興業は廃棄物処理を主力事業とする企業で、2023年12月期第3四半期の業績は前年同期比で増収増益を達成しました。収集運搬・処分事業が堅調に推移し、コスト削減効果も奏功したことで、高い収益性を維持しています。今後も循環型社会実現に向けた取り組みを進めるとともに、顧客ニーズに応じたサービスの提供で事業拡大を目指していくことが期待されます。

株式会社要興業の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日までです。2023年3月期の年間配当金は46円と株主還元も充実しています。今後も安定的な業績拡大と株主への適切な利益還元に期待が高まる企業といえるでしょう。

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