キュービーネットホールディングスの決算内容を分かりやすく解説します。人気のヘアカット専門店「QB HOUSE」を中心にした企業の業績は好調に推移しており、今後の成長にも期待がかかっています。
企業情報
企業名: キュービーネットホールディングス株式会社
証券コード: 65710
決算期: 2023年6月30日
キュービーネットホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
キュービーネットホールディングス株式会社の決算日は2023年6月30日です。決算発表は年2回行われ、中間決算は12月、本決算は6月に公表されます。
主な事業
キュービーネットホールディングスは、ヘアカット事業を中心に展開しています。「QB HOUSE」などのヘアカット専門店の運営やフランチャイズ展開などが主な事業となっています。香港、シンガポール、台湾、アメリカなどにも海外展開しており、グローバル化も進めています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期の業績は好調で、売上収益は12,338百万円と前年同期比で11.6%増を記録しました。また、営業利益は1,290百万円と前年同期比で19.8%増と大幅な増益となりました。利益率についても営業利益率は10.5%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
売上収益は前期から11.6%増と好調に推移しています。また、営業利益も前期比で19.8%増と大幅な増益となりました。国内外のヘアカット需要の回復や、価格改定の実施などが増収増益の背景となっています。今後も安定した業績が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
キュービーネットホールディングスの資産は31,094百万円となっています。このうち、流動資産が5,755百万円、非流動資産が25,339百万円となっています。負債は17,624百万円で、そのうち流動負債が6,443百万円、非流動負債が11,180百万円となっています。純資産は13,470百万円と健全な財務基盤を維持しています。
資産の部
資産の大部分を占めるのが有形固定資産や使用権資産などの非流動資産で、全体の81.6%を占めています。また、流動資産の中心は現金及び現金同等物となっています。事業を支える資産が着実に積み上げられています。
負債の部
負債の中心は借入金とリース負債で、11,326百万円となっています。長期借入金の返済も着実に進んでいます。
純資産の部
純資産は13,470百万円で、親会社所有者帰属持分比率は43.3%と財務の健全性も高い水準にあります。利益剰余金も順調に積み上がっています。
ROAとROE
ROAは前期の4.6%から当期2.7%に低下しましたが、ROEは前期の11.2%から当期6.3%に上昇しています。これは利益が順調に増加している一方で、設備投資や人件費の増加により資産が拡大したことが影響しています。今後は更なる利益の成長が期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,351百万円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは336百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは2,439百万円の支出となり、全体では427百万円の減少となっています。財務体質の健全性が維持されています。
配当の支払額
キュービーネットホールディングスは年2回の配当を実施しています。前期は1株当たり20.00円の配当を行い、当期も同額の20.00円の配当を予定しています。業績の好調な中、株主還元にも力を入れています。
今後の展望
キュービーネットホールディングスは、中期経営計画「Reborn for 2027」に基づき、事業成長の源泉である「お客様」と「働く人:スタイリスト」に選ばれる会社を目指しています。スタイリストの待遇改善やサービスの向上など、人材投資にも注力しながら、店舗の拡大にも取り組む方針です。今後も安定した業績の成長が期待されます。
編集部のまとめ
キュービーネットホールディングスは、ヘアカット事業を中心とした企業で、人気の「QB HOUSE」を展開しています。当期の業績は好調で、売上、利益ともに大幅な増加を記録しました。健全な財務基盤も維持されており、今後の成長にも期待が高まっています。同社は中期経営計画に基づき、お客様とスタイリストに選ばれる会社を目指しており、着実な成長が期待されます。
キュービーネットホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
キュービーネットホールディングスの決算日は6月30日で、中間決算も12月に行われます。また、同社は1株当たり年20.00円の配当を実施しています。今後も順調な業績拡大とともに、株主還元の充実も期待されます。