株式会社ライトアップの最新の決算報告書をご紹介します。株式会社ライトアップは、会社の理念である「全国、全ての中小企業を黒字にする」を実現するため、様々なITサービスの提供に積極的に取り組んでおり、順調な業績を示しています。今期の決算内容をご覧ください。
企業情報
企業名: 株式会社ライトアップ
証券コード: 65800
決算期: 2024年3月期
株式会社ライトアップの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ライトアップの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日となっています。年度末時期に売上が偏重する傾向にあり、下期に収益が集中する特性があります。
主な事業
株式会社ライトアップは、情報サービス事業を中心に事業を展開しています。主な事業は、DXソリューション事業とコンテンツ事業の2つです。DXソリューション事業では、ITや人材、マーケティング、助成金活用などに関するサービスを提供しており、中小企業のデジタル化を支援しています。また、コンテンツ事業では、企業向けのメールやWebマーケティング、各種コンテンツの企画制作を手掛けています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,835,221千円、営業利益79,850千円、経常利益78,603千円、親会社株主に帰属する四半期純利益39,690千円となりました。DXソリューション事業が好調に推移し、全体としては順調な業績となっています。
売上・利益の推移
株式会社ライトアップの売上高は年々増加傾向にあり、利益面でも堅調に推移しています。これは、DXソリューション事業の中核サービスである「Jコンサルティング」が順調に伸長しているためです。また、補助金活用支援サービスなどの新サービスも業績に貢献しています。今後も中小企業のデジタル化支援を中心に、安定した成長が期待できるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ライトアップの四半期連結貸借対照表を見ると、資産の部では現金及び預金が2,324,872千円と手元流動性が高い状況にあります。一方、負債の部では契約負債が327,096千円となっています。これは前受金に該当するものです。純資産は2,505,776千円で、自己資本比率は80.5%と非常に健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
株式会社ライトアップのROA(総資産利益率)は2.5%、ROE(自己資本利益率)は3.2%となっています。これらの指標は業界平均を上回る水準にあり、企業収益性が良好だと言えます。今後も中小企業のデジタル化支援を中心に、収益性の向上が期待できるでしょう。
キャッシュフロー
株式会社ライトアップのキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが良好な状態にあることがわかります。これは主に、受注に基づく前受金の増加などによるものです。手元流動性が高い同社は、将来の事業展開や投資に備えた現金の蓄積が順調に進んでいるといえます。
配当の支払額
当期の配当については、1株当たり年間20円を見込んでいます。配当性向は約30%程度で、株主還元にも力を入れている様子が窺えます。今後も安定的な配当を維持していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社ライトアップは、中小企業のデジタル化支援を通じて、「全国、全ての中小企業を黒字にする」という理念の実現を目指しています。DXソリューション事業を中心に、新サービスの開発や販売力の強化、更なる補助金支援の拡充など、今後も積極的な事業展開が期待されます。こうした取り組みにより、持続的な成長と企業価値の向上が期待できるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ライトアップの決算報告を見ると、DXソリューション事業を中心に順調な業績を残している様子がわかります。中小企業のデジタル化支援に注力し、補助金活用支援などのサービスが好評を博していることが売上と利益の増加につながっています。健全な財務体質を維持しつつ、安定的な配当も実施しており、株主還元にも力を入れています。今後も中小企業の成長を後押しする取り組みを続けていくことが期待されます。
株式会社ライトアップの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ライトアップの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日です。配当については、1株当たり年間20円を見込んでおり、株主還元にも力を入れています。今後も中小企業のデジタル化支援を中心に、安定した成長が期待できる企業といえるでしょう。