芝浦メカトロニクス株式会社の第115期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

今期の決算を発表した芝浦メカトロニクス株式会社の業績が順調に推移していることがわかりました。売上高は前年同期比5.4%増と大幅な増収となり、経常利益も2.8%増加するなど、好業績でした。同社は半導体関連装置やファクトリーオートメーション機器などのメカトロニクス事業を主力としており、この分野での高い技術力が業績を支えているようです。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 芝浦メカトロニクス株式会社
証券コード: E01757
決算期: 3月期

芝浦メカトロニクス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

芝浦メカトロニクス株式会社の決算期は3月期です。通常、4月1日から翌年3月31日までの会計年度ごとに、決算書類の作成、監査法人による監査、株主総会での承認を経て、翌年5月頃に決算短信が公表されます。

主な事業

芝浦メカトロニクス株式会社は、半導体・FPD(液晶)製造装置、物流機器、不動産賃貸事業など、様々な分野でグローバルに事業を展開しています。半導体製造装置事業では、ウェーハ搬送装置や各種検査装置などを提供しており、ファクトリーオートメーション事業では、自動倉庫や自動化システムなどを手がけています。これらの分野で長年の実績を積み重ね、顧客ニーズに応えてきました。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が47,899百万円と前年同期比5.4%の増加、経常利益が7,999百万円と2.8%の増加となりました。半導体業界での設備投資が堅調に推移したことが主な要因です。利益面では、研究開発費の増加などにより営業利益は2.5%減となりましたが、経常利益ベースでは前年同期を上回る結果となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年3月期に61,001百万円と過去最高を記録しました。一方、経常利益は2023年3月期に10,514百万円と好業績を維持しており、足元の第3四半期も7,999百万円と高水準を保っています。同社は設備投資需要の変動に左右されにくい事業ポートフォリオを構築しており、中長期的な収益力の向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は87,680百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,792百万円増加しました。これは主に、受取手形・売掛金及び契約資産が2,765百万円、商品及び製品が925百万円、仕掛品が1,519百万円増加したことによるものです。

資産の部

資産の部では、流動資産が71,882百万円と前連結会計年度末に比べ4,472百万円増加しました。固定資産は15,798百万円と1,319百万円の増加となっています。主な増加要因は、有形固定資産の増加によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が39,662百万円と前連結会計年度末に比べ5,667百万円増加しました。固定負債は11,969百万円と2,916百万円減少しています。これは主に長期借入金の返済によるものです。

純資産の部

純資産の部では、36,048百万円と前連結会計年度末に比べ3,041百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により6,050百万円増加した一方で、配当金の支払いにより2,477百万円減少したことによるものです。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は9.2%ROE(自己資本利益率)は17.2%となっています。ROAは適切な水準を維持しており、ROEも高い水準にあると言えます。これは、同社が収益力の高い事業ポートフォリオを有し、資産効率と財務レバレッジを適切に管理していることを示しています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4,326百万円のプラスとなりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,742百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは3,251百万円のマイナスとなりました。全体として1,914百万円のキャッシュが減少しています。これは主に設備投資や配当金の支払いによるものです。

配当の支払額

当社は株主への利益還元を重要な経営課題の1つと位置づけており、2023年3月期の年間配当金は560円としています。過去3年間の配当金推移を見ると、順調に増加傾向にあり、株主還元に力を入れていることがわかります。今後も、安定した配当の継続と向上が期待されます。

今後の展望

当社は、半導体・FPD業界向けの製造装置を中心とした事業に注力しており、今後もIoT、5G、AIなどの成長分野での設備投資需要の拡大に期待しています。また、物流分野でのシステム・機器の販売も好調に推移しており、さらなる事業領域の拡大が見込まれます。加えて、不動産賃貸事業の安定収益も当社の強みの1つです。これらの事業ポートフォリオの広さが同社の業績を支えています。

編集部のまとめ

芝浦メカトロニクス株式会社は、半導体関連装置やファクトリーオートメーション機器などのメカトロニクス事業を中核とする企業です。足元の決算では、半導体分野の設備投資需要の好調な推移を背景に増収増益を達成しました。また、ROAやROEといった収益性指標も良好な水準を維持しており、経営の健全性も高いといえます。さらに、長期安定的な株主還元の実践にも注目が集まっています。今後の業績拡大と株主価値の向上に期待が高まっています。

芝浦メカトロニクス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

芝浦メカトロニクス株式会社の決算期は3月期で、通常4月1日から翌年3月31日までの会計年度ごとに決算書類の作成、監査法人による監査、株主総会の承認を経て、翌年5月頃に決算短信が公表されます。また、同社は株主還元を重視しており、2023年3月期の年間配当金は560円と、過去3年間着実に増加傾向にあります。今後も業績の拡大とともに、株主還元の充実が期待されます。

タイトルとURLをコピーしました