マブチモーター株式会社の第84期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

マブチモーターの2024年第1四半期決算が発表されました。売上高450億円と前年同期比16.1%の増加となり、営業利益38億円と大幅な増益となりました。自動車電装機器市場やライフ・インダストリー機器市場の需要回復を受けて好業績となりました。今後は、新興国経済の停滞や原材料価格の高騰など、不確定要素もありますが、顧客への提案力強化と収益力の向上で安定成長を目指していきます。

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企業情報

企業名: マブチモーター株式会社
証券コード: 65920
決算期: 2024年12月期

マブチモーター株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

マブチモーターは年1回の本決算を行い、今回発表された2024年第1四半期決算は、2024年1月1日から3月31日までの3ヶ月間の業績です。本決算は毎年12月31日を決算期末としており、翌年の3月下旬に決算発表を行います。

主な事業

マブチモーターは主に小型モーターの設計、製造、販売を手掛ける企業です。自動車電装機器市場では、パワーウィンドウ、ミラー、ドアロック、エアコンダンパーなどに使用される中型・小型モーターを供給しています。また、家電などのライフ・インダストリー機器市場にも製品を提供しています。高性能・高品質な小型モーターを強みにグローバル展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は売上高450億円営業利益38億円と大幅な増収増益となりました。自動車電装機器市場やライフ・インダストリー機器市場の需要回復により、販売数量が前年同期比3.4%増、売上高が16.1%増となりました。また、為替の円安影響やコストコントロールの効果により、営業利益も前年同期比114.0%増と大幅に改善しました。

売上・利益の推移

マブチモーターの売上高と利益の推移を見ると、2023年第1四半期は388億円の売上高と40億円の経常利益でしたが、2024年第1四半期は売上高450億円、経常利益92億円と大幅な増収増益となっています。これは自動車関連や家電などの需要回復を受けて、販売が伸長したことが主な要因です。今後もグローバルで安定成長を目指していきます。

四半期連結貸借対照表について

マブチモーターの2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は3,488億円と前期末から122億円増加しています。主な増加要因は有形固定資産の増加や棚卸資産、投資有価証券の増加です。一方、負債は295億円と前期末から20億円減少しました。純資産は3,192億円と前期末から142億円増加し、自己資本比率は91.5%と高い水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が1,058億円と前期末から57億円増加しました。また、棚卸資産が628億円と24億円増加しています。投資有価証券も122億円と15億円増加しました。これらは、生産体制の強化や需要回復に備えた在庫積み増しが主な要因です。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が78億円と10億円減少しました。また、その他流動負債が102億円と23億円減少しています。これは仕入債務の減少や未払費用の減少が主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、為替換算調整勘定が528億円と前期末から128億円増加しました。この結果、純資産合計は3,192億円と前期末から142億円増加しています。自己資本比率も91.5%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

マブチモーターのROA(総資産経常利益率)は前期の7.9%から当期9.3%に上昇しました。これは、経常利益が92億円と大幅に増加したことが主な要因です。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の6.5%から当期7.0%と微増にとどまりました。これは純資産が3,192億円と大幅に増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益が67億円と伸び率が小さかったためです。今後は収益力の一層の向上が課題となります。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、連結貸借対照表から判断すると、現金及び預金残高は1,175億円と前期末から8億円増加しています。設備投資などに一定の資金を投下しつつ、健全な財務体質を維持していると評価できます。今後の成長投資や株主還元の原資としても期待できるでしょう。

配当の支払額

マブチモーターは年1回の期末配当を実施しています。2023年12月期の1株当たり配当金は83円となりました。この水準は前期の68円から22.1%増加しています。業績の好調を反映した株主還元の強化と評価できるでしょう。今後も安定配当の継続が期待されます。

今後の展望

マブチモーターは、自動車関連や家電などの需要回復を背景に、引き続き安定成長を目指していく方針です。具体的には、自動車電装機器市場での顧客提案力の強化や、ライフ・インダストリー機器市場での新規顧客開拓などに注力していきます。また、収益力の一層の向上に向けて、生産性向上コストコントロールにも取り組んでいく計画です。世界的な経済の先行き不透明感はありますが、マブチモーターの高い競争力を活かし、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

マブチモーターの2024年第1四半期決算は、自動車関連や家電などの需要回復により、売上高450億円、営業利益38億円と大幅な増収増益となりました。直近の業績は好調に推移していますが、世界経済の先行き不透明感もあるため、引き続き収益力の向上とコストコントロールに注力していく方針です。株主還元面でも、1株当たり83円の期末配当と前期から22.1%増加させるなど、株主重視の姿勢を示しています。今後も小型モーターのグローバルリーダーとして、着実な成長を遂げていくことが期待されます。

マブチモーター株式会社の決算日や配当についてまとめました。

マブチモーターの決算日は12月31日で、年1回の本決算を行っています。直近の2023年12月期の1株当たり期末配当は83円と前期から22.1%増加しており、安定配当を継続することが期待されます。今後も小型モーターの世界的なリーダーとしての地位を確立し、持続的な成長を目指していくことが重要です。

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