HPCシステムズ株式会社の第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

HPCシステムズ株式会社(証券コード:65970)の2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期連結決算報告書が公開されました。売上高5,558,786千円、経常利益439,225千円、親会社株主に帰属する四半期純利益309,114千円と、前年同期と比べ大幅な増収増益となりました。

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企業情報

企業名: HPCシステムズ株式会社
証券コード: 65970
決算期: 6月

HPCシステムズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

HPCシステムズ株式会社の決算期は6月で、第3四半期決算は2024年3月31日時点の数値となります。通常の決算スケジュールに沿って、2024年5月15日に第3四半期報告書を提出しています。

主な事業

HPCシステムズ株式会社は、大学や研究機関向けの高性能コンピューターシステム(HPC:High Performance Computing)の開発・販売を主な事業としています。科学技術計算、AI、ビッグデータ解析などに使われる高性能な専用コンピューターを提供し、顧客の研究開発を支援しています。また、一般企業向けのサーバー構築やクラウド関連サービスも提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,558,786千円、経常利益439,225千円、親会社株主に帰属する四半期純利益309,114千円と大幅な増加となりました。利益率も経常利益率7.9%、純利益率5.6%と高水準を維持しています。大学公官庁や民間企業向けのHPC案件が順調に推移したことが主な要因です。

売上・利益の推移

前述の通り、当第3四半期の業績は大幅に改善しており、売上高は前年同期比約10%増、経常利益は約30%増と好調です。HPC事業とCTO事業の両部門が伸長しており、特にHPC事業の売上が大学公官庁向け、民間企業向けともに好調に推移しています。人材強化とコストコントロールにも注力し、収益力の向上につなげています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,332,726千円となっています。流動資産は4,967,804千円で、現金及び預金2,340,549千円、受取手形及び売掛金1,526,201千円などが主な内訳です。一方、固定資産は364,921千円で、有形固定資産が152,334千円、投資その他の資産が192,837千円となっています。

資産の部

流動資産は約5,000,000千円と大半を占め、特に現金及び預金が約2,300,000千円、受取手形及び売掛金が約1,500,000千円と大きな割合を示しています。一方、固定資産は約400,000千円で、有形固定資産と投資その他の資産が主な内訳となっています。

負債の部

負債合計は2,835,596千円となっており、そのうち流動負債が2,234,496千円、固定負債が601,100千円です。流動負債の主な内訳は短期借入金750,000千円、1年内返済予定の長期借入金407,228千円、支払手形及び買掛金349,995千円などです。

純資産の部

純資産合計は2,497,130千円で、その主な内訳は資本金230,145千円、資本剰余金349,264千円、利益剰余金2,082,228千円です。自己資本比率は46.8%を維持しており、財務体質は健全な水準と言えます。

ROAとROE

HPCシステムズ株式会社のROA(総資産経常利益率)は8.2%、ROE(自己資本利益率)は12.4%となっています。前年同期と比較して大幅に改善しており、高い収益性と資本効率性を示しています。事業の成長と収益力の向上、財務体質の強化が進んでいることがうかがえます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については記載がありませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが良好であり、新製品開発や設備投資などに活用されていると考えられます。また、財務活動においても借入金の返済など、堅実な財務運営がうかがえます。

配当の支払額

HPCシステムズ株式会社は、2023年9月に1株当たり25円の期末配当を実施しています。業績の好調を反映した配当水準となっています。株主還元の観点から、今後も安定配当の維持が期待されます。

今後の展望

HPCシステムズ株式会社は、科学技術分野を中心とした高性能コンピューターシステムの需要拡大に注目しています。AI、ビッグデータ解析などのデジタル技術の進化に伴い、研究開発分野での当社製品への期待は高まっていると言えます。一方で、半導体供給の問題など不確定要因もありますが、引き続き高付加価値製品の提供と顧客基盤の拡大に注力し、持続的な成長を目指すとしています。

編集部のまとめ

HPCシステムズ株式会社の第3四半期決算は、売上高、経常利益、純利益ともに大幅な増加となりました。科学技術分野を中心とした高性能コンピューターの需要が堅調に推移し、収益力が向上しています。財務体質も健全で、株主還元も行われるなど、好調な業績が続いています。今後もデジタル技術の進化に伴う研究開発需要の高まりに期待をかけつつ、製品の高付加価値化と顧客基盤の拡大に注力していくと見られます。

HPCシステムズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

HPCシステムズ株式会社の決算日は6月末で、第3四半期の決算は2024年3月31日時点の数値となります。この第3四半期の業績は好調で、売上高5,558,786千円、経常利益439,225千円、親会社株主に帰属する四半期純利益309,114千円と大幅な増収増益となりました。また、2023年9月に1株当たり25円の期末配当を実施しており、株主還元も行われています。今後も科学技術分野での高性能コンピューター需要の拡大に期待がかかっており、持続的な成長が期待されます。

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