株式会社シキノハイテックの第52期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社シキノハイテック(6140)の決算内容を詳しくお伝えします。同社は電子システム事業、マイクロエレクトロニクス事業、製品開発事業を手がける半導体関連企業で、富山県魚津市に本社を置いています。2023年12月期第3四半期の決算では、売上高が5,244,080千円と前年同期比9.4%増加、経常利益は519,013千円と3.5%減少しました。

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企業情報

企業名: 株式会社シキノハイテック
証券コード: 6140
決算期: 3月31日

株式会社シキノハイテックの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社シキノハイテックの決算日は3月31日です。第3四半期までの決算状況を四半期報告書で開示し、本決算は6月に行われます。

主な事業

同社はエレクトロニクス分野を中心に、半導体関連の製品や技術の開発・製造・販売を手がけています。電子システム事業では車載機器や半導体製造装置向けの計測器や装置を、マイクロエレクトロニクス事業ではアナログ・デジタルLSIの設計受託を、製品開発事業ではカメラモジュールなどの製品開発を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の売上高は5,244,080千円と前年同期比9.4%の増加、営業利益は512,109千円と3.2%の減少となりました。営業利益率は9.8%とほぼ前年並みを確保しています。主力の電子システム事業が売上増加と収益性向上に寄与しましたが、製品開発事業が計画未達となったことで全体の利益率は若干低下しています。

売上・利益の推移

同社の直近3年間の業績推移を見ると、2022年3月期には過去最高の売上高6,476,419千円、経常利益477,043千円を記録しました。今期第3四半期時点では、売上高は前年同期比9.4%増の5,244,080千円、経常利益は同3.5%減の519,013千円となっています。引き続き好調な経営成績を維持しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

同社は連結財務諸表を作成していませんが、単体の四半期貸借対照表では、2023年12月末時点の総資産が5,669,494千円と前期末比488,899千円増加しています。流動資産が3,944,150千円と増加し、固定資産も1,725,050千円と拡大しています。

資産の部

現金及び預金が505,089千円と前期末から24,609千円増加、受取手形・売掛金と電子記録債権が1,931,429千円と126,860千円増加しました。また、棚卸資産が1,365,305千円と増加し、設備投資もあったため有形固定資産が1,140,254千円と増加しています。

負債の部

短期借入金が480,000千円と大幅に増加した一方、支払手形・買掛金が598,879千円と減少しました。また、退職給付引当金が877,061千円と増加しています。

純資産の部

2023年12月末時点の純資産は2,384,142千円と前期末から303,221千円増加しました。利益剰余金が1,588,986千円と順調に積み上がっています。自己資本比率は42.1%と健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

同社のROAは前期の7.9%から当期第3四半期では9.2%に改善、ROEも同じく前期の23.1%から15.0%と高い水準を維持しています。これは、売上拡大と収益性の改善により、資産効率と自己資本利益率が高まったためです。今後も収益力の向上や資産効率化が期待されます。

キャッシュフロー

同社の四半期キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、貸借対照表の推移から分かるように、営業活動によるキャッシュ・フローは順調に維持されています。設備投資などの投資活動によるキャッシュ・アウトフローはありますが、現金預金残高は前期末比で24,609千円増加しており、財務の健全性は高いと言えます。

配当の支払額

同社は、2023年6月に1株当たり15円の期末配当を実施しました。過去3年の配当は安定して行われており、配当性向は10%台で推移しています。今後も中長期的な事業成長と株主還元のバランスを考えながら、安定配当を維持する方針のようです。

今後の展望

同社は、半導体関連市場の 旺盛な需要を背景に、主力の電子システム事業と マイクロエレクトロニクス事業を中心に、売上拡大と収益性の向上を図っていく方針です。また、新たな生産拠点の福島製造部の立ち上げにも取り組み、生産能力の増強とBCP対策を進めています。今後も半導体市場の成長に伴い、同社の業績拡大が期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社シキノハイテックは、安定した収益基盤を持つ半導体関連企業です。足元では売上高と利益の増加を果たし、健全な財務体質と株主還元も行っています。今後も半導体需要の伸びに合わせて業績拡大が期待できそうです。同社は今後の展開にも注目が集まる企業といえるでしょう。

株式会社シキノハイテックの決算日や配当についてまとめました。

株式会社シキノハイテックの決算日は3月31日、本決算は6月に行われています。同社の配当は1株当たり15円と安定した水準を維持しており、今後も株主還元を重視した経営が継続される見通しです。同社の業績と株価動向に引き続き注目していきましょう。

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