SEMITEC株式会社の第68期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

SEMITEC株式会社の2023年度第3四半期決算が発表されました!売上高は前年同期比4.1%減の16,994百万円、経常利益は13.0%減の2,924百万円となりました。業績はやや弱めですが、着実に成長を続けている企業だと感じています。

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企業情報

企業名: SEMITEC株式会社
証券コード: 66260
決算期: 3月期

SEMITEC株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

SEMITEC株式会社は、3月31日を決算日として、毎年4月から翌年3月までの1年間を会計年度としています。

主な事業

SEMITEC株式会社は、電子部品・半導体の製造・販売を主な事業としています。サーミスタや薄膜サーミスタなどの温度センサの開発・製造を強みとしており、自動車、医療機器、家電製品などに幅広く搭載されています。近年は材料技術の強化に注力し、IoT機器向けの新製品開発にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が16,994百万円、営業利益が2,712百万円となりました。利益率は前年同期比で若干低下しましたが、営業利益率は15.9%と高い水準を維持しています。自動車関連、医療関連の好調さが業績を下支えした一方で、その他用途の減少がマイナス要因となりました。

売上・利益の推移

SEMITEC株式会社の過去3年間の売上高および利益の推移は以下の通りです。売上高は年々増加傾向にあり、利益も高い水準を維持しています。自動車関連事業や医療関連事業の好調さが業績を牽引しています。

四半期連結貸借対照表について

SEMITEC株式会社の当第3四半期末の連結貸借対照表は以下の通りです。

資産の部

当第3四半期末の総資産は27,508百万円と、前期末に比べ1,513百万円増加しました。流動資産が20,988百万円、固定資産が6,520百万円となっています。

負債の部

当第3四半期末の負債合計は7,359百万円と、前期末に比べ309百万円増加しました。流動負債が4,322百万円、固定負債が3,037百万円となっています。

純資産の部

当第3四半期末の純資産は20,148百万円と、前期末に比べ1,204百万円増加しました。自己資本比率は73.2%と高水準を維持しています。

ROAとROE

SEMITEC株式会社のROA(総資産利益率)は直近で9.5%、ROE(自己資本利益率)は12.1%となっています。過去3年で着実に上昇しており、高い収益性と効率性が維持できていることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュフローは以下の通りです。営業活動によるキャッシュフローは1,665百万円の収入超過となり、機械装置の取得等に2,362百万円の支出があった一方で、長期借入れにより1,150百万円の収入超過となりました。現金及び現金同等物の当四半期末残高は10,110百万円と、手許流動性は十分確保できています。

配当の支払額

SEMITEC株式会社は、株主への利益還元を重視しており、連結業績の向上に合わせて配当金水準を高めてきました。当期の配当金は1株当たり100円(分割後)と、前期から増額しています。配当性向は約27%となっています。

今後の展望

SEMITEC株式会社は、自動車、医療、産業機器などの成長分野に注力することで、中長期的な業績拡大を目指しています。また、材料技術の強化やIoT関連製品の開発にも取り組み、技術力を活かした新製品の市場投入を加速させていく方針です。先行きの経済環境は不透明ですが、堅調な収益基盤を生かして着実に成長を続けることが期待されます。

編集部のまとめ

SEMITEC株式会社は、自動車や医療機器向けの温度センサなどの電子部品を強みとしている企業です。直近の業績は若干の減収減益となりましたが、高い利益率を維持しており、今後も成長が期待できる企業です。特に自動車やIoT関連の需要の高まりを背景に、中長期的にも業績拡大が見込まれます。株主への利益還元にも力を入れており、投資魅力の高い銘柄だと言えるでしょう。

SEMITEC株式会社の決算日や配当についてまとめました。

SEMITEC株式会社の決算日は3月31日で、3月期決算を行っています。また、株主への利益還元を重視しており、1株当たり100円(分割後)の配当を実施しています。今後も業績の向上とともに、株主還元の拡大が期待されます。

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