不二電機工業株式会社の第67期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

不二電機工業株式会社の最新四半期決算報告書が発表されました。強固な業績と安定した財務基盤が特徴の同社について、決算内容をわかりやすくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 不二電機工業株式会社
証券コード: 66540
決算期: 2024年1月期

不二電機工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

不二電機工業株式会社の決算は年1回の1月期決算で、直近の決算は2024年1月期決算となります。主な決算スケジュールは、2月に決算発表、4月に定時株主総会の開催、6月に有価証券報告書の提出となっています。

主な事業

不二電機工業株式会社は、電気制御機器の製造・加工及び販売を主な事業としています。主力製品には、汎用端子台やコネクタ端子台、各種制御用開閉器、表示灯・表示器などがあります。国内外の幅広い顧客に対して、高品質な製品とサービスの提供を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期(2024年2月1日~4月30日)の業績は、売上高が979百万円、営業利益が103百万円、経常利益が106百万円、四半期純利益が73百万円となりました。前年同期に比べ、売上高は2.1%増と堅調に推移しました。利益面では、販売費及び一般管理費の増加により営業利益が4.1%減となりましたが、引き続き高い10%台の営業利益率を維持しています。

売上・利益の推移

最近の売上高は3,700~3,800百万円台で推移しており、安定した業績を示しています。利益面では、営業利益が350~425百万円、経常利益が325~425百万円と、高水準を維持しており、高い収益性が特徴です。今後も、主力製品の拡販と海外市場の開拓により、着実な成長が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

不二電機工業の財務体質は健全で、流動比率が1,100%超、自己資本比率が92%と非常に高い水準を保っています。優位な財務基盤を背景に、ステークホルダーの皆さまにとって安心して投資できる企業といえるでしょう。

資産の部

当第1四半期末の総資産は11,396百万円で、前期末比1.1%増加しました。現金・預金は4,565百万円と豊富な手元流動性を確保しつつ、投資有価証券が980百万円と増加しています。

負債の部

負債合計は884百万円で、前期末比6.3%増加しました。主な変動は、賞与引当金の増加と退職給付引当金の増加によるものです。

純資産の部

純資産は10,512百万円で、前期末比0.6%増加しました。自己株式を控除した自己資本比率は92.2%と非常に高水準を維持しています。

ROAとROE

不二電機工業のROA(総資産利益率)は約3.1%、ROE(自己資本利益率)は約6.5%となっています。ROAが3%台、ROEが6%台と着実に収益を生み出しており、資産効率と資本効率が高いことがわかります。今後も、生産性向上やコスト管理強化などにより、収益性の維持・向上が期待されます。

キャッシュフロー

不二電機工業は営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を確保しています。投資活動は設備投資などによりマイナスですが、財務活動ではコンスタントな配当支払いを行っています。全体としてキャッシュ・ポジションは良好で、財務の健全性が高いといえます。

配当の支払額

不二電機工業の1株当たり配当金は、直近では35円となっています。配当性向は55%前後で推移しており、安定した株主還元を行っています。今期は創業70周年記念配当3円を含む1株当たり19円の配当を予定しており、引き続き株主の皆様に対する利益還元を重視する姿勢が窺えます。

今後の展望

不二電機工業は、安定した収益基盤と強固な財務体質を背景に、国内外での事業拡大を目指しています。主力製品の販売強化に加え、新規分野への取り組みにも注力しています。また、生産性向上やコストダウンにも努め、持続的な成長と企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

不二電機工業は、高い収益力と健全な財務基盤を持つ優良企業です。足元の業績は安定した推移を示しており、中長期的にも着実な成長が期待できます。今後も、主力製品の拡販や新規分野の開拓により、更なる飛躍が望まれます。同社の決算内容は、投資家の皆様にとって、非常に魅力的な材料と言えるでしょう。

不二電機工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

不二電機工業株式会社の決算日は年1回の1月期で、直近の決算は2024年1月期となります。配当については、1株当たり35円を実施しており、配当性向は55%前後で推移しています。さらに今期は記念配当3円を含む1株当たり19円の配当を予定しており、株主への利益還元に力を入れている様子がうかがえます。

タイトルとURLをコピーしました