リバーエレテック株式会社の第79期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

電子部品メーカーのリバーエレテック株式会社の決算報告書が発表されました。同社は水晶製品やその他の電子部品の製造・販売を手掛けており、足元では電子部品市場における需要の減少などの影響を受けましたが、長期的な成長に向けた取り組みが着実に進んでいるようです。今回は、リバーエレテック株式会社の決算内容について分かりやすく解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: リバーエレテック株式会社
証券コード: 6660
決算期: 2023年3月期

リバーエレテック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

リバーエレテック株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期決算を発表したのは2023年2月9日となっています。

主な事業

リバーエレテック株式会社は、水晶製品事業と、その他の電子部品事業の2つのセグメントを手掛けています。水晶製品事業では、主に無線通信機器や産業用機器向けの水晶振動子を製造・販売しており、この事業が同社の主力となっています。その他の電子部品事業では、民生機器向けの抵抗器などを手掛けており、事業規模は小さいものの、成長が期待されるセグメントとなっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は4,249,745千円と、前年同期比26.7%の減少となりました。利益面では、経常利益は108,377千円と、前年同期比91.0%の大幅な減少となりました。利益率も大幅に低下しています。これは、電子部品市場における需要の減少などの影響によるものと見られます。

売上・利益の推移

リバーエレテック株式会社の直近3年間の売上高と利益の推移を見ると、2022年3月期の好調な業績から、2023年3月期にかけては減収減益となっていることがわかります。第3四半期までの実績では前年同期比大幅減となりましたが、通期の業績については、需要回復に向けた取り組みの成果が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

リバーエレテック株式会社の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は10,341,403千円となっています。資産の部では、現金及び預金が3,028,997千円と大きな割合を占めています。一方、負債の部では、長期借入金が2,308,829千円となっています。純資産の部では、利益剰余金が2,214,511千円となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が6,450,372千円、固定資産が3,891,030千円となっています。流動資産の中では、現金及び預金が大きな割合を占めています。一方、固定資産では、有形固定資産が3,663,815千円と中心的な資産となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が2,946,838千円、固定負債が2,851,958千円となっています。流動負債の中では、1年内返済予定の長期借入金が大きくなっています。また、固定負債では長期借入金が2,308,829千円と大きな割合を占めています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が4,289,879千円となっています。このうち、利益剰余金が2,214,511千円となっています。自己資本比率は43.9%と、一定水準を維持しています。

ROAとROE

リバーエレテック株式会社のROAは1.1%、ROEは-1.9%となっています。前年同期と比べるとROAは大幅に低下し、ROEはマイナスに転じています。これは、当四半期の業績低迷を反映したものとなっています。今後の収益力の回復が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動による資金の増加が739,364千円、投資活動による資金の減少が477,866千円、財務活動による資金の増加が150,305千円となっています。現金及び現金同等物の期末残高は2,353,314千円と、手元流動性は健全な水準を維持しています。

配当の支払額

リバーエレテック株式会社は、第2四半期末と期末の年2回、配当を行っています。当第3四半期連結累計期間では、2023年6月に69,040千円、2023年12月に41,150千円を配当しました。今後も安定的な配当を目指していくことが期待されます。

今後の展望

リバーエレテック株式会社は、水晶製品事業の生産能力拡大と新製品の開発に注力しており、今後の成長が期待されます。また、サステナビリティへの取り組みも進めており、省エネ事例で受賞するなど、企業価値の向上にも取り組んでいます。電子部品市場の動向には注意を払う必要がありますが、中長期的な成長への布石が着実に打たれているといえるでしょう。

編集部のまとめ

リバーエレテック株式会社は、電子部品市場の減速の影響を受けて当期の業績は低調でしたが、長期的な成長に向けた取り組みは着実に進んでいるようです。特に水晶製品事業の強化と新製品開発、サステナビリティ経営の推進など、企業価値の向上に意欲的に取り組んでいることが評価できます。市場環境の変化に柔軟に対応しつつ、中長期的な成長を目指していく同社の今後の動向に注目していきたいと思います。

リバーエレテック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

リバーエレテック株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算を2023年2月9日に発表しました。同社は年2回、6月と12月に配当を行っており、当期は6月に69,040千円、12月に41,150千円の配当を実施しました。今後も安定的な配当の実施が期待されています。

タイトルとURLをコピーしました