サクサホールディングス株式会社の第21期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

サクサホールディングス株式会社の最新の決算報告をご紹介します。同社は情報通信システムの機器や部品の開発・製造・販売を行う企業で、市場では高い評価を得ています。今期の売上高は31,591百万円と前年同期比で21.4%の大幅増収となり、経常利益も2,765百万円と1,798百万円の大幅増益を達成しました。パンデミック禍でも事業基盤を強化し、収益力を向上させてきた同社の健闘は高く評価できるでしょう。

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企業情報

企業名: サクサホールディングス株式会社
証券コード: 6750
決算期: 3月期

サクサホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

サクサホールディングス株式会社は3月31日を決算日とする3月期決算企業です。毎年6月に本決算の決算短信を発表し、株主総会を開催しています。また四半期ごとに四半期決算短信を発表するなど、適時・適切な情報開示に努めています。

主な事業

サクサホールディングス株式会社は、情報通信システムの機器や部品の開発・製造・販売を主な事業とする企業です。具体的には、通信システム機器であるボタン電話装置やネットワークアプライアンス、セキュリティシステムなどの製品を提供しています。また、受託開発やEMS(Electronics Manufacturing Service)事業も手がけており、多角的な事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

サクサホールディングス株式会社の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が31,591百万円と前年同期比21.4%の大幅増収となりました。利益面では、経常利益が2,765百万円と前年同期比1,798百万円の大幅増益となっています。また、親会社株主に帰属する四半期純利益も1,963百万円と大幅な増益を達成しました。増収増益の要因は、ボタン電話装置やセキュリティシステムの販売が好調だったことなどが挙げられます。

売上・利益の推移

サクサホールディングス株式会社は、直近3年間で売上高が着実に増加し、経常利益も大きく伸びているなど、好調な業績を続けています。売上高は2022年3月期の37,320百万円から当第3四半期では31,591百万円へと増加しており、経常利益も2,386百万円から2,765百万円へと大きく伸長しています。同社は中期経営計画の目標達成に向けて順調に進捗しているといえます。

四半期連結貸借対照表について

サクサホールディングス株式会社の当第3四半期連結会計期間末の財政状態を見ると、総資産は42,316百万円と前連結会計年度末より538百万円増加しています。現金及び預金が1,050百万円増加したことや、棚卸資産が1,117百万円増加したことなどが主な要因となっています。一方、負債は15,935百万円と947百万円減少しており、自己資本比率は62.3%と高い水準となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,050百万円増加し9,185百万円となりました。また、棚卸資産が原材料の調達難などから1,117百万円増加し8,352百万円となっています。有形固定資産も290百万円増加し7,740百万円となっています。

負債の部

負債の部では、仕入債務が538百万円減少し5,485百万円となり、賞与引当金も467百万円減少しています。全体として負債が947百万円減少し、財務体質の強化が図られています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益1,963百万円の計上により、利益剰余金が1,759百万円増加しています。この結果、純資産は26,381百万円となり、自己資本比率は62.3%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

サクサホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は5.5%、ROE(自己資本利益率)は7.4%となっています。ROAはパンデミック禍でも上昇傾向にあり、同社の資産効率の向上が伺えます。また、ROEも過去3年で大きく改善しており、自己資本の効率的な活用が進んでいることが分かります。

キャッシュフロー

サクサホールディングス株式会社のキャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが2,226百万円のプラスとなっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは281百万円のマイナスとなっています。これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は9,185百万円となり、健全な財務体質を維持していると言えます。

配当の支払額

サクサホールディングス株式会社は、株主に対する利益還元として、年間配当金を1株当たり35円と前年比5円増配しています。この水準は業績を反映したものとなっており、株主の皆様への還元を重視している企業姿勢が伺えます。

今後の展望

サクサホールディングス株式会社は、ボタン電話装置や監視カメラシステムなどの既存事業の強化に加え、「Office AGENT」シリーズの拡販やDXを支援するソリューションの開発など、新たな成長分野にも注力していく方針です。中期経営計画の最終年度を迎える中、さらなる企業価値の向上に期待が高まっています。

編集部のまとめ

サクサホールディングス株式会社は、主力事業の強化と新事業の育成により、大幅な増収増益を実現した注目の企業です。健全な財務基盤に加え、安定的な配当政策も評価できます。同社は中期経営計画の目標に向けて順調に進捗しており、今後の更なる成長が期待されます。

サクサホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

サクサホールディングス株式会社は3月31日を決算日とする3月期決算企業です。年間配当金は1株当たり35円と前年比増配となっており、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。同社は業績の好調さを反映した安定的な配当を続けており、投資家の関心も高まっています。

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