ウインテスト株式会社の第32期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ウインテスト株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。前年同期比で156.7%の増収となる一方で、依然として赤字決算となりました。しかし、半導体製造各社の在庫調整が進み、増産に向けた動きが徐々に出てきていることから、今後の回復に期待が持てそうです。

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企業情報

企業名: ウインテスト株式会社
証券コード: 67210
決算期: 12月決算

ウインテスト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ウインテスト株式会社は12月決算の企業です。第1四半期の決算発表は毎年5月頃に行われています。

主な事業

ウインテスト株式会社は、半導体検査装置の開発・製造・販売を主な事業としている会社です。ディスプレイドライバーICや各種ロジックICの検査装置を得意としており、中国や台湾の半導体メーカーなどを主な顧客としています。近年は新たな収益の柱として、パワーデバイス検査分野への進出にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は211,959千円と前年同期比で156.7%の大幅増収となりました。一方で、営業損失は71,113千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は46,602千円と、依然として赤字決算となっています。利益率も低水準にあり、収益性の向上が課題となっています。

売上・利益の推移

前連結会計年度においては、売上高407,449千円、営業損失558,459千円、親会社株主に帰属する当期純損失554,572千円と大幅な赤字決算となっていました。当第1四半期は前年同期比で増収となったものの、赤字基調は続いています。今後の半導体市場の回復次第で、売上と利益の改善が期待される状況です。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産2,129,502千円、負債496,730千円、純資産1,632,771千円となっています。前連結会計年度末から資産が増加し、負債も増加しているものの、自己資本比率は76.2%と高い水準を維持しています。

資産の部

当第1四半期末の資産合計は2,129,502千円で、前連結会計年度末比で155,837千円増加しています。主な増加要因は、現金及び預金が156,223千円増加したことによるものです。

負債の部

負債合計は496,730千円で、前連結会計年度末比で188,249千円増加しています。これは、短期借入金が200,000千円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は1,632,771千円で、前連結会計年度末比で32,411千円減少しています。これは、利益剰余金が46,602千円減少したことによるものです。

ROAとROE

当第1四半期のROAは-2.2%、ROEは-2.9%と低水準となっています。前連結会計年度は、ROAが-28.1%、ROEが-33.3%と大幅なマイナスとなっていましたが、当第1四半期は改善傾向にあります。半導体市場の回復に合わせて、収益性の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス80,065千円と大幅なマイナスとなりましたが、投資活動によるキャッシュ・フローがプラス118千円、財務活動によるキャッシュ・フローがプラス236,170千円と資金調達が増加しています。今後の業績回復に向けて、財務基盤の強化が図られていると評価できます。

配当の支払額

当第1四半期では配当の支払いは行われておらず、過去3期連続で無配となっている状況です。業績回復に時間がかかることから、しばらくの間は配当の支払いが難しい見通しです。

今後の展望

当社は、中国やタイワンの半導体メーカーを中心とした受注活動の強化、新分野であるパワーデバイス検査装置への参入など、積極的な事業展開に取り組んでいきます。市場環境の改善に合わせて、収益性の向上と財務基盤の強化を図ることで、業績回復に努めていく方針です。

編集部のまとめ

ウインテスト株式会社は半導体検査装置を主力事業とする企業ですが、新型コロナ禍の影響で半導体市場が低迷し、業績が低下していました。しかし、当第1四半期では売上が前年同期比で大幅に増加するなど、回復の兆しが見えてきています。今後の半導体市場の動向次第で、業績の改善が期待される状況です。引き続き、新分野への進出などにも注目していきたいと思います。

ウインテスト株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ウインテスト株式会社は12月決算の企業で、第1四半期決算は毎年5月頃に発表されます。過去3期連続で無配となっていますが、今後の業績回復次第で配当の復活も期待できるかもしれません。半導体検査装置の主力企業として、引き続き注目していく必要があるでしょう。

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