シャープ株式会社の第130期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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シャープ株式会社の2023年12月期第3四半期決算をお伝えします。売上高1,764,718百万円営業損失3,591百万円と減収減益となりました。しかし、親会社株主に帰属する四半期純利益2,021百万円と黒字転換を果たすことができました。今後は、経営改善に向けた取り組みを深めながら、更なる成長を目指していくことが期待されます。

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企業情報

企業名: シャープ株式会社
証券コード: 6753
決算期: 3月期

シャープ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

シャープ株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期は2023年12月31日となります。通期決算と四半期決算のスケジュールは、決算発表日が通期が5月、第1四半期が8月、第2四半期が11月、第3四半期が2月となっています。

主な事業

シャープ株式会社は、家電製品のほか、ディスプレイ」、「エレクトロニクス」、「情報通信」など、幅広い事業を展開しています。エレクトロニクス分野では、液晶ディスプレイカメラモジュール、情報通信分野ではテレビやスマートフォン向けの事業が主力となっています。中でも、液晶ディスプレイやカメラモジュールなどのデバイス事業が大きな収益を生み出しています。

今期の業績と利益率は?

シャープ株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は、売上高1,764,718百万円営業損失3,591百万円となりました。利益率では、営業利益率がマイナス0.2%となっています。しかし、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,021百万円と黒字化を果たしています。この背景には、為替差益やグループ会社の持分法投資利益の増加などが寄与したことがうかがえます。

売上・利益の推移

シャープ株式会社の売上高は、前年同期比で89.7%と減収となりました。大型ディスプレイやスマートフォン向けデバイス事業の減収が主な要因です。一方で利益面では、前年同期の営業損失2,524百万円から営業損失3,591百万円へと、さらに悪化しています。ただし、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,021百万円と黒字化を果たしています。

四半期連結貸借対照表について

シャープ株式会社の2023年12月期第3四半期末の連結貸借対照表を見ると、総資産は1,747,927百万円となっています。前期末比では25,033百万円の減少となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,033,226百万円固定資産が714,700百万円となっています。流動資産では、現金及び預金が211,908百万円、受取手形及び売掛金が434,658百万円となっています。固定資産では、有形固定資産が390,987百万円、投資有価証券が238,968百万円となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が908,748百万円固定負債が571,049百万円となっています。流動負債では、支払手形及び買掛金が351,894百万円、短期借入金が171,220百万円となっています。固定負債では、長期借入金が446,419百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が202,030百万円その他の包括利益累計額が51,816百万円となっています。この結果、自己資本比率は14.5%となっています。

ROAとROE

シャープ株式会社の2023年12月期第3四半期のROA(総資産利益率)は0.1%と低水準です。一方、ROE(自己資本利益率)は0.8%となっています。ROAやROEの改善には、収益力の向上や資産の圧縮、有利子負債の削減などが重要課題となっています。

キャッシュフロー

シャープ株式会社の2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは68,082百万円の収入投資活動によるキャッシュ・フローは18,843百万円の収入財務活動によるキャッシュ・フローは102,304百万円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は203,830百万円となっています。

配当の支払額

シャープ株式会社は、2023年12月期第3四半期累計期間において配当の支払いは行っていません。過去の実績を見ると、2022年3月期は1株当たり40円の配当を実施しました。今後の配当については、業績の回復と財務体質の強化を進めながら検討していくものと考えられます。

今後の展望

シャープ株式会社は、2023年12月期の通期業績予想を売上高2,320,000百万円、営業利益20,000百万円、当期純損失30,000百万円と発表しています。業績回復に向けた構造改革の取り組みを加速させ、収益力の向上を目指していくことが期待されます。同時に、財務体質の強化にも注力し、持続的な成長につなげていく必要があります。

編集部のまとめ

シャープ株式会社は、2023年12月期第3四半期の業績において売上高、営業利益ともに減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は黒字化を達成しました。引き続き、収益性の改善や財務体質の強化に取り組むことが重要です。同時に、新たな成長分野の開拓にも期待が寄せられています。今後の動向に注目していきたいと思います。

シャープ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

シャープ株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日となります。2023年12月期第3四半期の業績は減収減益でしたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は黒字化しました。配当については、2022年3月期は1株当たり40円の配当を実施していましたが、2023年12月期第3四半期累計期間では配当はありませんでした。今後の業績回復と財務体質の強化を見据えながら、配当政策についても検討していくことが期待されます。

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