株式会社日本トリムの第42期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社日本トリムの2024年3月期第3四半期決算が発表され、大変良好な業績を示しました。当社は整水器の販売や細胞分離技術など、ウォーターヘルスケアと医療関連の事業を手がける企業です。売上高は前年同期比16.5%増の15,618百万円となり、直接販売部門の好調な実績や海外事業の拡大により大幅な増収となりました。利益面でも営業利益は前年同期比42.7%増の2,472百万円と大幅な増益となり、株主の期待に応える結果となっています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社日本トリム
証券コード: E02333
決算期: 3月期

株式会社日本トリムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社日本トリムの決算日は3月31日です。第4四半期決算は翌年の5月に発表され、株主総会は6月に開催されます。また、四半期決算は以下のスケジュールで発表されます。
第1四半期: 8月
第2四半期: 11月
第3四半期: 2月

主な事業

株式会社日本トリムは、整水器の販売を中心としたウォーターヘルスケア事業と、電解水透析や再生医療関連事業を手掛ける医療関連事業の2つの事業を展開しています。ウォーターヘルスケア事業では、国内の直接販売部門と卸・OEM部門、海外展開が好調に推移しており、医療関連事業では電解水透析の普及と再生医療関連事業の拡大が注目されています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高15,618百万円(前年同期比16.5%増)営業利益2,472百万円(同42.7%増)経常利益2,580百万円(同39.8%増)親会社株主に帰属する四半期純利益1,710百万円(同43.7%増)と、前年同期を大きく上回る好調な決算となりました。売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも過去最高を更新しており、営業利益率は15.8%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社日本トリムは、ウォーターヘルスケア事業と医療関連事業の2つの柱を支えに、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも堅調に推移しています。2024年3月期第3四半期までの直近3年間の売上高は年々増加しており、2023年3月期は17,951百万円と過去最高を記録しました。利益面でも同様に、営業利益は2,515百万円、経常利益は2,515百万円、純利益は1,646百万円と高水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社日本トリムの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は30,608百万円となっており、前期末比5.4%の増加となっています。これは主に、現金及び預金が増加したことや、受取手形及び売掛金、長期預金が増加したことによるものです。一方、負債合計は7,479百万円で、前期末比8.1%の増加となりました。これは主に、前受金や未払金の増加によるものです。純資産は23,128百万円で、自己資本比率は71.5%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が13,249百万円と手元流動性が高く、受取手形及び売掛金が5,667百万円となっています。また、投資有価証券が1,695百万円と、長期的な投資も行っています。

負債の部

負債の部では、買掛金が488百万円前受金が3,612百万円となっています。また、株式報酬引当金が64百万円計上されており、従業員インセンティブ制度に取り組んでいることがわかります。

純資産の部

純資産の部では、資本金が992百万円利益剰余金が22,398百万円と、着実に積み上げられています。また、自己株式が3,448百万円計上されており、株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかります。

ROAとROE

株式会社日本トリムのROA(総資産利益率)は、2023年3月期時点で5.7%となっています。一方、ROE(自己資本利益率)は、同期間で7.4%となっています。これらの指標は業界平均と比べても高水準にあり、収益性と資本効率が良好に推移していることがわかります。今後も事業の成長と収益性の向上により、ROA、ROEともに更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

株式会社日本トリムのキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字を計上しており、財務活動によるキャッシュ・フローでは配当金の支払いを行っています。手元資金も13,249百万円とかなり潤沢で、借入金はほとんどないなど、強固な財務基盤を維持していることがわかります。今後の事業拡大や設備投資、新規事業への取り組みなど、様々な資金需要に対応できる体制が整っています。

配当の支払額

株式会社日本トリムは2023年6月の定時株主総会において、1株当たり120円の期末配当を決議しました。これにより、年間配当は1株当たり120円となっています。配当性向は55.9%と、株主還元に積極的に取り組んでいることがわかります。今後も業績の伸長に合わせて、着実な増配を続けていくことが期待されます。

今後の展望

株式会社日本トリムは、2027年3月期の連結売上高320億円を目標に掲げており、国内整水器事業の拡大、海外展開の加速、電解水透析や再生医療関連事業の強化に注力しています。第3四半期までの業績は好調に推移しており、通期でも業績予想を上回る進捗となっています。今後も堅調な需要に支えられ、更なる業績拡大が期待できそうです。同社の強みである健康・医療分野への取り組みを一層推進し、持続的な成長を遂げることが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社日本トリムの2024年3月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに過去最高を更新する好調な結果となりました。国内外での整水器事業の伸長や、電解水透析、再生医療関連事業の拡大が奏功しています。今後も健康・医療分野への取り組みを強化し、中期的な成長戦略を確実に実行していくことが期待されます。安定した収益基盤と健全な財務体質を背景に、株主還元の一層の強化も見込まれます。

株式会社日本トリムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社日本トリムの決算日は3月31日で、年間の決算スケジュールは第1四半期が8月、第2四半期が11月、第3四半期が2月、第4四半期が5月となっています。配当金は1株当たり年間120円(配当性向55.9%)と、着実な株主還元に取り組んでいます。健全な財務基盤を背景に、今後も安定的な業績と配当の維持が期待できそうです。

タイトルとURLをコピーしました