SMK株式会社の第102期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

SMK株式会社の最近の決算状況をご紹介します。同社は、映像機器やスイッチ、コネクタなどの電子部品メーカーとして知られています。コロナ禍の影響から厳しい環境が続いているものの、同社は新製品の投入やコスト削減に努めて、着実に業績を回復させています。今後の成長にも注目が集まりそうです。

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企業情報

企業名: SMK株式会社
証券コード: 67980
決算期: 3月期

SMK株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

SMK株式会社の決算は3月期で、4月1日から翌年3月31日までの1年間の決算となります。決算発表は5月頃に行われ、四半期決算は2月上旬、5月、8月、11月に発表されます。

主な事業

SMK株式会社は、コネクタ、スイッチ、センサー、ディスプレイモジュールなどの電子部品を製造・販売しています。主な用途は、デジタルカメラ、携帯電話、カーエレクトロニクス、家電など幅広い分野に展開しています。特に、車載市場は同社の重要な収益源となっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年4月~12月)の売上高は、342億4300万円と前年同期比で18.7%の減収となりました。主な要因は、主要得意先の在庫調整の影響によるものです。一方で、営業損失は5億5600万円となり、前年同期の営業利益14億7600万円から大きく減少しています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高は2022年度が548億4200万円、2023年度第3四半期は342億4300万円と減少傾向にあります。また、経常利益は2022年度が23億7300万円、2023年度第3四半期は39million円と大幅に減少しています。インフレや世界情勢不安などの影響により需要が減少し業績が悪化していますが、同社は新製品投入やコスト削減に努めて、早期の業績回復を目指しています。

四半期連結貸借対照表について

SMK株式会社の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は576億6900万円となっています。前期末比で2.3%の増加となっています。一方、負債合計は262億2500万円と8.9%増加しています。純資産は314億4300万円と前期末比2.6%減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が341億2800万円と前期末比2.6%増加しています。現金及び預金が101億1800万円と大幅に増加しているのが特徴的です。一方、固定資産も235億4000万円と1.8%増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が158億9000万円と前期末比1.9%減少しています。短期借入金が減少したことなどが主な要因です。一方、固定負債は103億3400万円と30.9%増加しており、長期借入金が大幅に増加しています。

純資産の部

純資産は314億4300万円と前期末比2.6%減少しています。利益剰余金が減少したことが主な要因です。自己資本比率は54.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

SMK株式会社のROAは前期の4.2%から当第3四半期では0.1%と大幅に低下しています。これは、経常利益の減少と資産の増加により、資産効率が悪化したためです。同様に、ROEも前期の7.3%から当第3四半期は-1.0%とマイナスとなっており、収益性の悪化が顕著です。今後の収益力の回復が同社にとっての大きな課題となっています。

キャッシュフロー

SMK株式会社のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは前年同期比で大幅に減少しています。これは主に売上高の減少や仕入債務の減少などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュフローはマイナスながらも前年同期比では改善しています。財務活動によるキャッシュフローは借入金の増加により前年同期比で大幅に増加しています。全体としては、現金及び現金同等物は前期末比で増加しており、手元流動性は確保できています。

配当の支払額

SMK株式会社は、2023年6月に1株当たり70円、10月に50円の配当を実施しました。この結果、当期の1株当たり配当金は120円となりました。配当性向は57.3%と、株主還元にも積極的に取り組んでいると言えるでしょう。

今後の展望

SMK株式会社は、中期経営計画「VISION2025」に基づき、新製品の開発や生産性の向上などに取り組んでいます。特に、車載市場やデジタル家電市場への注力が重要な戦略となっています。原材料価格高騰や半導体不足の影響など、経営環境は依然として厳しいものの、同社は早期の業績回復を目指しています。今後の業績動向に注目が集まります。

編集部のまとめ

SMK株式会社は、電子部品業界において車載やデジタル家電向けの製品を中心に事業を展開しています。直近の業績は厳しい状況が続いていますが、新製品開発やコスト削減に努めて早期の収益力回復を目指しています。また、健全な財務基盤を維持しつつ、株主還元にも積極的に取り組んでいる点が注目されます。今後の同社の動向に期待が高まります。

SMK株式会社の決算日や配当についてまとめました。

SMK株式会社の決算は3月期で、4月1日から翌年3月31日までの1年間の決算となります。配当については、2023年度は1株当たり120円の配当を実施しています。同社は株主還元にも積極的に取り組んでおり、投資家の関心も集まりそうです。

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