マクセル株式会社の第78期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

マクセル株式会社の2023年度第3四半期決算報告を分析しましたので、その結果をお伝えいたします。売上高は前年同期比1.9%減の97,304百万円となりましたが、営業利益は41.8%増の6,471百万円経常利益は32.7%増の7,646百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は14.2%増の5,685百万円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: マクセル株式会社
証券コード: 68100
決算期: 2024年3月期

マクセル株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

マクセル株式会社の決算日は3月31日で、決算時期は通常の年次決算スケジュールになっています。第3四半期決算は12月31日が基準日となっています。

主な事業

マクセル株式会社は、エネルギー製品、機能性部材料、光学・システム製品、ライフソリューション製品の4つのセグメントで事業を展開しています。電池、光学部品、粘着テープ、健康・理美容製品などを製造・販売しており、幅広い製品ラインナップを持つ総合メーカーです。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は売上高が減収となったものの、利益は大幅に増加しました。営業利益率は6.6%、経常利益率は7.9%と高収益体質が続いています。特にライセンス収入の増加や車載光学部品の好調な販売が業績を牽引しました。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は1,300億円台で推移しています。一方、利益面では営業利益が60億円前後、経常利益が70億円前後と順調に増加傾向にあります。特に当第3四半期は大幅な増益となりました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は1,649億円となり、前期末比で1.9%減少しました。流動資産は5.5%減の896億円、固定資産は2.7%増の752億円となっています。負債は11.0%減の731億円となり、純資産は6.8%増の918億円となりました。

資産の部

流動資産は主に現金及び預金と棚卸資産の減少により減少しました。一方、固定資産は有形固定資産の増加などにより増加しています。

負債の部

負債は主に長期借入金の減少により減少しましたが、流動負債は1年内返済予定の長期借入金の増加により増加しました。

純資産の部

純資産は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と為替換算調整勘定の増加により増加しました。自己資本比率は53.7%と健全な財務体質が維持されています。

ROAとROE

ROAは前年同期の3.4%から4.6%に、ROEは前年同期の6.0%から6.5%とそれぞれ上昇しました。これは利益が増加したことで収益性が高まり、効率的な経営が行われているためと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュフロー情報は開示されていませんが、過去の実績から営業キャッシュフローの創出力は強く、設備投資などの投資活動に充当されつつ、健全な財務体質の維持に役立っていると考えられます。

配当の支払額

マクセル株式会社は年2回の配当を実施しています。当第3四半期では1株当たり20円の中間配当を行っており、通期の配当予想は1株当たり40円となっています。

今後の展望

マクセル株式会社は自動車関連やライセンス収入を中心に業績が好調に推移しており、今後も成長が期待されています。一方で一次電池やコンシューマー製品の販売減少などのリスクも残っており、事業ポートフォリオの最適化を進めることが課題となっています。

編集部のまとめ

マクセル株式会社の2023年度第3四半期決算は、売上高は減収ながら営業利益、経常利益、純利益が大幅増益となりました。自動車関連や光学部品、ライセンス収入が好調に推移しています。一方で一次電池やコンシューマー製品の販売減少の影響もあり、今後の事業ポートフォリオの最適化が課題と言えるでしょう。ただし健全な財務体質が維持されており、今後も堅実な成長が期待できそうです。

マクセル株式会社の決算日や配当についてまとめました。

マクセル株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日が基準日となっています。また、同社は年2回の配当を行っており、当第3四半期では1株当たり20円の中間配当を実施しています。通期の配当予想は1株当たり40円となっています。

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