株式会社キーエンスの第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社キーエンスは、自動化制御システムやセンサーなどの電子応用機器のグローバルリーディングカンパニーです。 デジタル技術で産業のモノづくりを支え続けている同社は、世界中の企業や工場で活躍しています。今期も高い収益性を維持し、順調に業績を伸ばしている模様です。

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企業情報

企業名: 株式会社キーエンス
証券コード: 68610
決算期: 2024年3月20日

株式会社キーエンスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社キーエンスの決算日は3月20日です。毎年3月20日が決算日で、その後の4月上旬に決算発表を行っています。また、第2四半期と本決算では6月と10月頃に決算短信を発表しています。

主な事業

株式会社キーエンスは、産業用センサーやビジョンセンサー、レーザー変位計などの自動化制御システムを中心に、さまざまな電子応用機器の製造・販売を行っています。 特に製造業向けの自動化機器は同社の主力製品で、国内外の工場の自動化と生産性の向上に貢献しています。またIoT関連製品の開発にも力を入れるなど、時代の変化に合わせて事業領域を拡大してきました。

今期の業績と利益率は?

今期の連結業績は、売上高が707,189百万円と前年同期比3.9%増加しました。一方で、営業利益は359,515百万円と2.6%減少しましたが、極めて高い営業利益率を維持しています。 これは同社の製品開発力と顧客ニーズへの的確な対応力が高く評価されていることを示しています。

売上・利益の推移

株式会社キーエンスは過去数年にわたり、着実に売上高と営業利益を伸ばし続けてきました。売上高は2022年度に922,422百万円と大台を突破し、今期もさらに増加傾向にあります。 また、営業利益率は60%前後と非常に高い水準を維持しており、収益性の高さが際立っている企業です。

四半期連結貸借対照表について

株式会社キーエンスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が2,819,378百万円と前期末から大幅に増加していることがわかります。 特に投資有価証券が1,345,412百万円と大きな割合を占めており、積極的な投資活動を行っていることがうかがえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が451,518百万円有価証券が520,290百万円と、手元流動性が非常に高い状況にあります。 また、投資有価証券が1,345,412百万円と大きな割合を占めており、同社の保有する投資資産が大きいことがわかります。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が19,208百万円未払法人税等が34,377百万円となっています。 全体としては、負債合計が118,416百万円と資産に比べて非常に小さい水準を維持しています。

純資産の部

純資産の部は2,700,961百万円と、前期末から大幅に増加しています。 これは利益剰余金が2,597,483百万円と積み上がっていることが主な要因です。 同社は内部留保を厚く保ちながら、健全な財務体質を維持し続けています。

ROAとROE

株式会社キーエンスのROA(総資産利益率)は13.2%ROE(自己資本利益率)は10.2%と非常に高い水準にあります。これは同社の高い収益性と効率的な資産運用を示しています。 同業他社と比べても群を抜いて高いROA/ROEを実現しており、卓越した経営力を発揮し続けている企業だと言えるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社キーエンスは、営業活動によるキャッシュ・フローが非常に大きな黒字を維持しています。これは、高い収益力と投資の効率性を表しています。 一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっているものの、積極的な設備投資や新製品開発など、将来の成長に向けた投資を行っていることがうかがえます。

配当の支払額

株式会社キーエンスは、株主還元にも積極的に取り組んでいます。 今期の年間配当金は1株当たり300円と前期から50円増加しました。 また、財務体質も非常に健全であり、今後も高水準の配当を維持できると期待されます。

今後の展望

株式会社キーエンスは、引き続き製造業のデジタル化や自動化への需要を取り込み、着実な成長を続けていくことが期待されます。 特に、IoT関連製品の開発強化や、グローバル展開の一層の推進などにより、中長期的な成長路線を維持できると見られます。 優れた技術力と顧客ニーズへの的確な対応力を武器に、今後も高い収益性を維持していくと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社キーエンスは、製造業のデジタル化と自動化を強力にリードする電子機器メーカーです。 高い収益力と健全な財務体質を維持しながら、新製品開発や海外展開にも積極的に取り組んでいます。 業界トップの地位を築いている同社は、中長期的な成長性にも期待が高まるといえるでしょう。

株式会社キーエンスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社キーエンスの決算日は3月20日で、年2回の決算発表を行っています。また、1株当たり年間配当金は300円と、財務体質の健全性も高く株主還元にも積極的な企業です。今後も同社の成長が期待されるでしょう。

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