株式会社ニレコの第98期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ニレコが公表した四半期決算報告書には、好調な業績が報告されています。売上高は7,041百万円と前年同期比で10.8%の増加を記録し、経常利益は1,117百万円と大幅に増加しました。また、受注残高も6,256百万円と前期末比17.0%増加しており、同社の事業が順調に推移していることが分かります。

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企業情報

企業名: 株式会社ニレコ
証券コード: E02411
決算期: 2023年3月期

株式会社ニレコの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ニレコの決算日は3月31日です。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日の各四半期末に行われています。

主な事業

株式会社ニレコは、画像処理、センシング、光学技術を強みとする機械メーカーです。主要製品には、鉄鋼、電子部品、化学、半導体、印刷・紙加工、食品メーカー向けの各種検査・計測装置があります。また、二次電池製造装置向けの耳端位置制御装置など、幅広い産業分野に対して高度な技術を提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高7,041百万円、営業利益1,035百万円、経常利益1,117百万円と前年同期比で大幅な増収増益となりました。経常利益率は15.8%と高い水準を維持しており、同社の高収益体質が確認できます。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は前期比10.8%増加し、経常利益は前期比47.5%増加するなど、堅調な業績回復が続いています。同社は、画像処理やセンシング技術を強化し、各産業分野でのニーズを取り込んでいる結果、利益率の向上にもつながっているものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

同社の総資産は17,629百万円と前期末比627百万円増加しました。現金及び預金が273百万円減少した一方で、原材料及び貯蔵品が458百万円増加したほか、投資有価証券も334百万円増加しています。

資産の部

流動資産は11,622百万円で、前期末比2,228百万円増加しています。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の増加原材料及び貯蔵品の増加によるものです。固定資産は6,007百万円で、前期末比625百万円増加しています。

負債の部

負債合計は2,197百万円と前期末比199百万円減少しました。これは主に、未払法人税等の減少によるものです。

純資産の部

純資産合計は15,432百万円と前期末比827百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益775百万円の計上に加え、その他有価証券評価差額金の増加によるものです。

ROAとROE

直近の経営指標を見ると、ROA(総資産利益率)は6.3%ROE(自己資本利益率)は10.2%と、前年同期と比べて大幅に改善しています。同社の事業が高収益体質にあることが分かります。今後も、顧客ニーズに合わせた新製品開発や生産効率の向上などにより、収益性の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが631百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが560百万円のマイナスとなりました。設備投資などに資金を投じつつも、営業収支が改善したことで財務基盤は安定しています。

配当の支払額

当事業年度の配当金は、中間配当が1株当たり20円、期末配当が1株当たり29円の合計49円を予定しています。前期と比べて増配となっており、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。

今後の展望

同社は、画像処理やセンシング技術の強化に注力しつつ、新製品開発や生産能力の拡充にも取り組んでいます。また、連結子会社との経営統合による効率化も推進しており、今後の業績拡大が期待できそうです。引き続き、デジタル化や省エネルギー化などのニーズに対応した製品提案で、業界をリードしていくことが望まれます。

編集部のまとめ

株式会社ニレコは、高度な技術力を強みとする機械メーカーで、主力産業である鉄鋼、半導体、食品業界などで高い評価を得ています。当第3四半期はコロナ禍からの回復基調が続き、売上高、経常利益ともに大幅増加を果たしました。さらに、配当金の増額も発表されるなど、株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後も、デジタル化やカーボンニュートラルなどの市場ニーズに合わせた新製品の投入で、さらなる業績拡大が期待できそうです。

株式会社ニレコの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ニレコは3月31日が決算日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。当事業年度の配当金は、中間配当が1株当たり20円、期末配当が1株当たり29円の合計49円を予定しており、前期と比べて増配となっています。同社は高い収益性を維持しながら、株主還元にも積極的な姿勢を示しています。

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