菊水ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました!売上高86億4,646万円、経常利益12億5,406万円と順調に業績が伸びていることがわかりました。
企業情報
企業名: 菊水ホールディングス株式会社
証券コード: 69120
決算期: 3月期
菊水ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
菊水ホールディングス株式会社の決算日は3月31日です。決算時期は6月初旬に年次決算、2月初旬に第3四半期決算を発表しています。
主な事業
菊水ホールディングス株式会社は、電気計測器の製造・販売を主な事業としています。直流電源装置やエレクトロニクス評価測定器、修理・校正サービスなどを展開しています。特にエネルギー関連や自動車関連、航空宇宙関連の顧客に向けて製品やソリューションを提供しています。
今期の業績と利益率は?
今期の売上高は86億4,646万円と前年同期比2.4%増加し、経常利益は12億5,406万円と27.1%増加しました。利益率は順調に推移しており、経常利益率は14.5%となっています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は120億6,692万円から86億4,646万円と推移しています。利益面でも経常利益が8億1,988万円から12億5,406万円と着実に増加しており、企業業績は安定して推移しています。
四半期連結貸借対照表について
菊水ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期末の総資産は153億3,622万円、負債は26億5,022万円、純資産は126億8,599万円となっています。
資産の部
資産の部では、受取手形及び売掛金が減少したものの、商品及び製品や仕掛品が増加しています。また、投資有価証券の時価上昇もありました。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金や未払法人税等が減少しています。役員賞与引当金も減少しました。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が増加し、その他有価証券評価差額金も増加しました。自己資本比率は82.7%と健全な水準を保っています。
ROAとROE
ROAは前年同期比で0.1ポイント上昇し5.4%、ROEは前年同期比で1.6ポイント上昇し6.5%となっています。企業の収益性が改善傾向にあり、資産や資本の効率的な運用が推進されていることがわかります。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローが増加しており、企業の収益力が高まっていることがうかがえます。一方で、設備投資に伴う投資活動によるキャッシュ・フローの減少があり、成長への投資姿勢が見られます。
配当の支払額
年間配当金は1株当たり38円で、配当性向は38.6%となっています。株主還元にも力を入れており、株主の皆様に対して安定した利益還元を行っています。
今後の展望
今後は、新製品の拡販やグローバル需要の取り込みに注力し、さらなる業績向上を目指してまいります。また、コスト削減にも取り組み、収益性の向上を図っていく方針です。
編集部のまとめ
菊水ホールディングス株式会社は、電気計測器の製造・販売を主力事業とする企業で、航空宇宙、自動車、エネルギー関連市場などに強みを発揮しています。2023年12月期第3四半期の業績は、売上高や利益が前年同期を上回り、安定した経営基盤を築いていることがわかりました。今後も成長に向けた取り組みを進めることで、株主還元の充実や企業価値の向上が期待できそうです。
菊水ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
菊水ホールディングス株式会社の決算日は3月31日で、年次決算は6月初旬、第3四半期決算は2月初旬に発表されています。配当については、年間配当金は1株当たり38円で、配当性向は38.6%となっており、株主還元にも力を入れていることがわかりました。