千代田インテグレ株式会社の第69期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

最近、決算報告書を見ると、経済の先行き不透明感が気になりますが、千代田インテグレ株式会社の決算は堅調に推移しています。内需と輸出がバランスよく伸びており、主力事業の売上が順調に増加しているようですね。

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企業情報

企業名: 千代田インテグレ株式会社
証券コード: 69150
決算期: 2024年12月期

千代田インテグレ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

千代田インテグレ株式会社の決算日は12月31日となっています。年4回の四半期決算があり、第1四半期は3月31日、第2四半期は6月30日、第3四半期は9月30日、本決算は12月31日に発表されます。

主な事業

千代田インテグレ株式会社は、OA機器、AV機器、通信機器などの電子部品の製造・販売を主な事業としています。特に、精密機械部品の製造技術を強みとしており、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などの製品に採用されています。海外拠点を有し、グローバルに事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は95.82億円と前年同期比7.7%増と順調に推移しました。利益面でも営業利益は6.64億円経常利益は9.50億円と大幅に増加しています。利益率も良好で、営業利益率は6.9%経常利益率は9.9%となっています。

売上・利益の推移

過去3年の売上と利益の推移をみると、売上高は毎年3,770億円前後で安定しています。一方、利益面では経常利益が2,556億円から4,368億円と増加傾向にあり、収益性が高まっていることがうかがえます。事業の効率化や新製品開発などが功を奏しているようです。

四半期連結貸借対照表について

当期末の資産合計は49,317百万円と前期末比906百万円増加しました。負債合計は9,630百万円と前期末比85百万円増加しています。一方、純資産合計は39,686百万円と前期末比821百万円増加しており、健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が32,492百万円と前期末比42百万円増加しています。固定資産は16,825百万円と前期末比865百万円増加しました。設備投資などにより有形固定資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が8,125百万円と前期末比81百万円減少しました。固定負債は1,504百万円と前期末比165百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が30,252百万円と前期末比552百万円減少しましたが、為替換算調整勘定が5,875百万円と大幅に増加しています。自己資本比率は80.5%と高水準を維持しています。

ROAとROE

収益性の指標であるROA(総資産利益率)は前年同期比1.5ポイント上昇し3.0%となっています。また、ROE(自己資本利益率)も前年同期比2.7ポイント上昇し4.4%と伸長しています。利益率の改善と自己資本の効率的な運用により、収益力が高まっていると言えます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,086百万円の収入となり、前年同期比343百万円増加しています。投資活動では705百万円の支出、財務活動では515百万円の支出となりました。全体では233百万円の現金及び預金の増加となっています。

配当の支払額

当期の1株当たりの配当金は116円となっています。前期に比べて4円減少しましたが、期末配当と合わせると年間配当は年率5%程度の水準を維持しており、株主還元も着実に実施しています。

今後の展望

今後の事業環境は、地政学リスクの高まりやインフレ圧力などの懸念材料がある一方、堅調な内需に支えられ、緩やかな回復基調が続くものと見られます。千代田インテグレでは、ソフトプレス技術を活かしてさらなる海外展開と新分野への進出を図り、収益基盤の強化に取り組んでいきます。足元の業績は好調で、今後も安定した成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

千代田インテグレ株式会社の決算は、売上高、営業利益、経常利益のいずれも前年同期を上回る好調な結果となりました。財務体質も健全で、収益性指標のROAとROEも改善しています。配当も安定して行われています。不透明な経済環境の中でも、同社は確実に成長を続けており、今後の一層の業績拡大に期待が高まります。

千代田インテグレ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は12月31日で、年4回の四半期決算を発表しています。2024年第1四半期の業績は順調で、売上高は95.82億円、経常利益は9.50億円と大幅な増益となりました。1株当たり配当金は116円と、株主還元も着実に実施されています。今後も安定した業績と成長が期待できる企業だと言えます。

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