株式会社リードの第91期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社リードは、自動車部品や駐輪システムなどを手掛ける企業です。同社の直近の決算内容をご紹介しましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社リード
証券コード: E01916
決算期: 3月31日

株式会社リードの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社リードは3月31日を決算日としており、毎年6月に定時株主総会を開催しています。つまり、3月期の年次決算を年1回行っているのが特徴です。

主な事業

株式会社リードは、自動車用部品事業と自社製品事業の2つの柱を持っています。自動車部品事業では、SUBARUや他の完成車メーカー向けの部品を製造・供給しています。一方、自社製品事業では、電子機器やシェアサイクル向けの駐輪システムなども手掛けています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の売上高は3,860百万円、経常利益は111百万円となりました。自動車部品事業では半導体不足の影響が和らぎ、受注が増加しました。一方で新型車の立ち上げに伴う先行投資もあり、利益率は前年同期比で低下しています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と経常利益を見ると、売上高は堅調に推移しているものの、経常利益は一時的に減少している様子が見受けられます。これは新型車の立ち上げに伴う先行投資の影響によるものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社リードは連結決算を行っていないため、四半期貸借対照表の数値は単体ベースになります。

資産の部

当第3四半期会計期間末の総資産は8,483百万円となり、前期末比で305百万円増加しています。流動資産は現金預金の増加などから3,477百万円、固定資産は投資有価証券の増加などから5,005百万円となっています。

負債の部

負債合計は5,724百万円で、前期末比146百万円増加しました。流動負債は短期借入金の増加などから2,798百万円、固定負債は長期借入金の増加などから2,925百万円となっています。

純資産の部

純資産は2,758百万円で、前期末比158百万円増加しました。利益剰余金の増加やその他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。自己資本比率は32.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前年同期の4.6%から2.7%に低下し、ROE(自己資本当期純利益率)も前年同期の6.0%から3.4%に低下しています。これは新型車立ち上げによる先行投資の影響で利益が減少したことが主な要因と考えられます。今後の経営効率の改善に期待がかかります。

キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため、詳細なキャッシュフローの状況については不明です。経営者の判断によりキャッシュフローの管理が適切に行われていることが重要です。

配当の支払額

株式会社リードは年間15円の配当を行っています。直近の配当性向は40.8%と、株主還元にも注力している企業といえるでしょう。

今後の展望

自動車用部品事業では半導体不足の影響が緩和されつつあり、受注は増加傾向にあります。一方で新型車立ち上げに伴う先行投資もあり、今後の収益改善が課題だと言えるでしょう。また、電動キックボードなどの新規事業展開にも注力しており、事業の多角化にも期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社リードは、自動車部品事業と自社製品事業の2つの柱で事業を展開しています。直近の業績では新型車の立ち上げに伴う先行投資の影響で利益率が低下しましたが、半導体不足の改善や新規事業の展開など、今後の事業拡大に期待がかかっています。株主還元にも積極的で、安定した成長が期待できる企業と言えるでしょう。

株式会社リードの決算日や配当についてまとめました。

株式会社リードの決算日は3月31日で、年1回の定時株主総会を6月に開催しています。配当は年間15円と、株主還元にも積極的に取り組む企業です。今後の業績拡大と株主還元の継続に期待が高まっています。

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