株式会社指月電機製作所の第96期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社指月電機製作所は、2023年12月期第3四半期の決算を発表しました。コンデンサ・モジュール事業と電力機器システム事業を手がける同社は、グループ全体の売上高が前年同期比1.2%増加と好調な業績を残しました。今期の業績と利益率については、販売価格の転嫁が進展したことにより営業利益が前年同期比50.2%増加と大幅な増益となっています。また、売上高、経常利益、純利益の各指標も第3四半期連結累計期間としては過去最高を更新するなど、優れた業績を上げています。

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企業情報

企業名: 株式会社指月電機製作所
証券コード: 6949
決算期: 3月期

株式会社指月電機製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社指月電機製作所の決算日は3月31日です。毎年5月中旬に通期の決算を発表し、6月上旬に定時株主総会を開催しています。また、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表しています。

主な事業

株式会社指月電機製作所は、コンデンサ・モジュール事業電力機器システム事業を展開しています。コンデンサ・モジュール事業では、産業機器や自動車向けのコンデンサを製造・販売しており、電力機器システム事業では、力率改善装置などの電力機器システムを提供しています。これらの事業を通じて、省エネルギー化や電力の効率化に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は19,718百万円と前年同期比1.2%の増加となり、経常利益は724百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は199百万円となりました。営業利益率は3.8%と前年同期の2.6%から大幅に改善されています。素材価格の高騰に応じた製品価格の転嫁が進んだことが主な要因です。

売上・利益の推移

株式会社指月電機製作所の売上高は、2022年3月期に26,127百万円を記録し、2023年3月期第3四半期では19,718百万円と過去最高を更新しています。一方、経常利益は2022年3月期が1,223百万円、当第3四半期連結累計期間が724百万円と推移しています。今後も市場需要の回復に合わせ、収益性の向上を目指していきます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末における総資産は35,213百万円と、前連結会計年度末に比べ2,904百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金の減少4,833百万円などです。一方、負債は12,664百万円と284百万円増加し、純資産は22,549百万円と3,188百万円減少しました。自己資本比率は62.7%と、前連結会計年度末の66.4%から3.7ポイント減少しています。

資産の部

流動資産は18,728百万円で、そのうち現金及び預金が4,512百万円となっています。固定資産は16,485百万円で、主な内訳は有形固定資産の12,802百万円です。

負債の部

流動負債は4,351百万円で、そのうち短期借入金が1,000百万円となっています。固定負債は8,313百万円で、長期借入金が5,100百万円となっています。

純資産の部

株主資本は18,943百万円で、自己株式が3,620百万円となっています。その他の包括利益累計額は3,134百万円、非支配株主持分は471百万円となっています。

ROAとROE

株式会社指月電機製作所のROA(総資産経常利益率)は、前期の3.2%から当第3四半期で2.1%に低下しています。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の2.9%から当第3四半期は1.1%と低下しています。これは、経常利益が増加したものの、第1四半期連結会計期間に計上した資本政策検討のためのアドバイザリー費用の影響により、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少したことが主な要因です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,388百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが570百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが5,651百万円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物は4,512百万円と前期末から4,833百万円減少しています。

配当の支払額

株式会社指月電機製作所は、2023年5月15日開催の取締役会において、1株当たり5円の期末配当を決議しました。また、2023年11月7日開催の取締役会において、1株当たり3円の中間配当を決議しています。これにより、年間配当金は1株当たり8円となりました。

今後の展望

株式会社指月電機製作所は、引き続きコンデンサ製品とソリューションの拡販に注力し、売上高の向上を目指しています。また、利益率の改善にも取り組み、収益性の向上を図っていきます。さらに、ESG経営の推進やDX投資などにも注力し、持続的な成長と企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社指月電機製作所は、コンデンサ・モジュール事業と電力機器システム事業を展開する企業です。当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比1.2%増加の19,718百万円を記録し過去最高を更新しました。また、営業利益率も3.8%と大幅に改善されています。今後も市場需要の回復に合わせ、収益性の向上を目指していく方針です。

株式会社指月電機製作所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社指月電機製作所の決算日は3月31日で、毎年5月中旬に通期の決算を発表し、6月上旬に定時株主総会を開催しています。また、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表しています。配当については、2023年度は年間1株当たり8円の配当を予定しています。

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