株式会社インバウンドテックの第9期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社インバウンドテックの2023年3月期第3四半期決算をご紹介します。
株式会社インバウンドテックは、外国人観光客のサポートを主軸に事業展開を行う企業です。新型コロナウイルス感染症の影響で一時業績が落ち込みましたが、最近では外国人観光客の回復に伴い事業が順調に推移しています。また、公共関連業務の受注も順調で、全体としては安定的な成長を続けている企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社インバウンドテック
証券コード: 70310
決算期: 3月期

株式会社インバウンドテックの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社インバウンドテックの決算日は3月31日です。
決算発表は通常4月下旬から5月上旬にかけて行われています。
四半期決算も1月、4月、7月、10月に発表されます。

主な事業

株式会社インバウンドテックはマルチリンガルコールセンター事業とセールスアウトソーシング事業を展開しています。
マルチリンガルコールセンター事業では、13カ国語による24時間365日体制の多言語サービスを提供しており、訪日外国人観光客のサポートを中心に事業を展開しています。
また、セールスアウトソーシング事業では、クライアント企業に代わってインサイドセールス等を行っています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期(2023年4月~12月)の業績は、売上高が2,485,424千円、営業利益が255,224千円となりました。
利益率は前年同期と比べ若干低下しましたが、全体としては安定した推移となっています。
新型コロナの影響で一時的に落ち込んだ業績は回復傾向にあり、順調に推移しているといえるでしょう。

売上・利益の推移

過去3年の推移を見ると、売上高は年々増加しており、2023年3月期には3,291,832千円と過去最高を記録しています。
一方で、利益は2022年3月期に252,555千円と最高値を記録した後、2023年3月期第3四半期は250,593千円となっています。
新型コロナの影響を受けつつも、全体としては安定した成長を続けている企業といえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は3,681,089千円となっています。
前期末から300,159千円の減少となっていますが、これは主に現金及び預金の減少によるものです。
一方で、負債合計は1,065,184千円と前期末から大幅に減少しています。
この結果、自己資本比率は55.8%と健全な財務状況を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,755,100千円と前期末から289,497千円減少しています。
一方で、固定資産は1,493,226千円と前期末から17,338千円増加しています。
これは主に無形固定資産が増加したためです。

負債の部

負債の部では、買掛金が95,203千円と前期末から96,443千円減少しています。
また、長期借入金は288,000千円と前期末から108,000千円減少しています。
この結果、負債合計は前期末から284,124千円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が1,115,495千円と前期末から155,665千円増加しています。
一方で、自己株式が189,658千円と前期末から189,491千円増加しています。
この結果、純資産合計は前期末から16,035千円減少し、2,615,905千円となりました。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前年同期の6.0%から5.8%に低下しています。
一方でROE(自己資本当期純利益率)は前年同期の11.7%から7.7%に低下しています。
これは主に利益が前年同期から減少したことによるものです。
ただし、いずれも健全な水準を維持しており、今後の成長に期待が持てる企業といえます。

キャッシュフロー

当第3四半期におけるキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは338,736千円の収入となっています。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは83,298千円の支出となっており、主に有形固定資産及び無形固定資産の取得によるものです。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは444,935千円の支出となっており、主に自己株式の取得によるものです。

配当の支払額

当社は、創業以来配当を実施しておらず、今期も無配となる見込みです。
今後の事業拡大と財務基盤の強化のため、内部留保の充実に注力していくと考えられます。

今後の展望

株式会社インバウンドテックは、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復基調にあり、今後も安定した成長が期待されます。
マルチリンガルCRM事業では、外国人観光客の増加に伴うサポート需要の拡大が見込まれ、セールスアウトソーシング事業でも大手企業からの受注が順調に推移しています。
今後も既存事業の強化と新規事業の開拓に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社インバウンドテックは、新型コロナの影響を受けつつも、安定的な成長を続けている企業です。
マルチリンガル事業では外国人観光客の回復に伴い、セールスアウトソーシング事業でも大手企業からの受注が堅調に推移しています。
財務基盤も健全で、今後の成長が期待できる企業といえるでしょう。

株式会社インバウンドテックの決算日や配当についてまとめました。

株式会社インバウンドテックは3月31日が決算日で、4月下旬から5月上旬に決算発表を行っています。
また、同社は創業以来無配となっており、内部留保の充実に注力しています。
今後の事業拡大と財務基盤の強化に期待が持てる企業です。

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