株式会社プロレド・パートナーズの最新の決算報告をご紹介します。この企業は国内屈指の実績を持つ成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングを主力事業として、堅調な業績を維持しています。決算時期や主な業績、財務指標の推移などをわかりやすく解説します。
企業情報
企業名: 株式会社プロレド・パートナーズ
証券コード: E34148
決算期: 10月31日
株式会社プロレド・パートナーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プロレド・パートナーズの決算日は10月31日です。四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されます。
主な事業
主力事業は成果報酬型のコストマネジメント・コンサルティングで、企業のコスト削減を支援しています。また、固定報酬型のコンサルティング・サービスにも注力しており、幅広いニーズに応えています。
さらに、同社が出資する投資事業組合の運用も業績に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
直近の第2四半期(2024年4月期)は、売上高が1,794百万円と前年同期比31.8%増加しました。営業利益も270百万円と大幅な改善となりました。
利益率では、経常利益率が92.6%と非常に高水準を維持しており、同社の強みが発揮されています。
売上・利益の推移
過去2年間の業績を見ると、売上高は増加傾向にあります。一方、利益面では第2四半期の経常利益が大きく減少しましたが、これは投資事業組合運用益の反動減によるものです。
通期では引き続き大幅な増益が見込まれており、同社の成長軌道は堅調に推移しています。
四半期連結貸借対照表について
直近の四半期末(2024年4月期)の連結貸借対照表を見ると、資産は前期末比1,249百万円増加し13,227百万円となりました。
一方、負債は同42百万円減少し1,868百万円となりました。自己資本比率は48.9%と健全な財務状況が維持されています。
資産の部
流動資産が前期末比539百万円増加し6,712百万円、固定資産が709百万円増加し6,515百万円となっています。現金及び預金が6,156百万円と潤沢な手元流動性を確保しています。
負債の部
流動負債が29百万円増加し949百万円、固定負債が72百万円減少し918百万円となっています。長期借入金が886百万円と有利子負債の削減が進んでいます。
純資産の部
純資産は11,359百万円と前期末比1,292百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益481百万円、非支配株主持分の増加798百万円などによるものです。
ROAとROE
ROAは前期末の4.5%から当第2四半期末は12.6%と大幅に改善しています。これは投資事業組合の運用益が寄与したことなどが要因です。
一方、ROEは前期末の14.9%から当第2四半期末は10.7%と低下しています。これは自己資本が増加したことによる影響です。
キャッシュフロー
営業CF、投資CF、財務CFのすべてがプラスとなっており、手元資金は6,156百万円と手厚い流動性を確保しています。特に投資CFでは投資事業組合からの分配収入などにより776百万円のプラスとなっています。
配当の支払額
直近の第2四半期では配当の支払はありませんでした。今後の配当動向に注目が集まります。
今後の展望
同社は成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングの立て直しと、固定報酬型コンサルティングサービスの拡充により、成長軌道に回帰していく方針です。また、投資事業組合の運用も引き続き業績に寄与することが期待されます。
更なる成長に向けて、同社の動向を今後も注視していく必要があるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社プロレド・パートナーズは、成果報酬型のコストマネジメント・コンサルティングを強みとする企業です。直近の業績は増収増益基調にあり、投資事業組合の運用益も大きく寄与しています。
財務基盤も健全で、今後の成長に期待がかかります。株価、配当動向、中長期的な業績など、同社の動向を引き続き注視していきましょう。
株式会社プロレド・パートナーズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プロレド・パートナーズの決算日は10月31日で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されます。
一方、直近の第2四半期では配当の支払いはなく、今後の配当動向に注目が集まっています。引き続き、同社の業績や株価、配当などを注視していくことが重要です。