ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の最新決算を詳しく分析しました！この企業は電子書籍事業を中心に、占いアプリやホステルの運営など幅広い事業を展開しており、注目の企業の1つです。収支の状況や今後の展望など、ポジティブな内容でお伝えしていきます。
企業情報
企業名: ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社
証券コード: E34238
決算期: 8月31日
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の決算は、毎年8月31日に行われています。四半期決算は9月、12月、3月、6月に発表されます。
主な事業
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社は、スマートフォン向けマンガアプリ事業を中心に事業を展開しています。アプリ事業のほかに、ホステル事業、マンガIPを活用したさまざまなサービスなども手がけています。ユーザーの日常に「＆」をお届けするというミッションのもと、エンターテイメントを通じて楽しい体験を提供することを目指しています。
今期の業績と利益率は？
直近の2023年8月期第2四半期累計期間では、売上高が3,437,731千円と大幅に増加しました。一方で営業損失が190,769千円となり、経常損失も210,212千円を計上しています。ホステル事業での物件売却に伴う評価損の計上などが影響しています。
売上・利益の推移
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の売上高は、2023年8月期第2四半期累計で3,437,731千円と過去最高を更新しました。一方で利益面では、上記の通り評価損の計上などから、営業損失と経常損失を計上しています。今後は収益性の向上に注力する必要があるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、直近の2024年2月期第2四半期末では、総資産が3,393,701千円となっています。負債は2,273,753千円、純資産は1,119,948千円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,193,791千円と手元流動性が高く、販売用不動産などが減少しています。一方で建物や土地などが増加しています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が2,425,070千円と大きな割合を占めています。また、1年内返済予定の長期借入金が158,878千円となっています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が801,818千円、利益剰余金が481,757千円の赤字となっています。自己資本比率は33.0%と、前期末から改善されています。
ROAとROE
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社のROAは直近でマイナス2.1%、ROEはマイナス0.1%となっています。利益水準が低下したことから収益性が悪化しており、今後は収益力の改善が課題となっています。
キャッシュフロー
2023年8月期第2四半期累計期間のキャッシュフローを見ると、営業活動では2,027,416千円の収入を計上しています。これは主に販売用不動産の減少によるものです。一方で財務活動では1,980,008千円の支出となっており、長期借入金の返済が主な要因です。現金及び現金同等物の四半期末残高は1,193,791千円と良好な水準を維持しています。
配当の支払額
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社は創業以来配当を実施していませんが、今後の業績次第では配当の検討も視野に入ってくるかもしれません。株主還元策の強化が期待されます。
今後の展望
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社は、主力のマンガアプリ事業の収益性向上に注力するとともに、ホステル事業の回復も期待されます。また、新しい事業領域の開拓にも積極的に取り組んでいく方針です。今後の業績改善に期待が高まっています。
編集部のまとめ
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社は、電子書籍事業を中心にさまざまな事業を展開しており、売上高は堅調に推移しています。一方で、ホステル事業での評価損計上などから利益面では厳しい状況にありますが、収益力の改善に向けた取り組みに期待が高まっています。今後の業績動向に注目が集まるでしょう。
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ株式会社の決算は毎年8月31日に行われており、四半期決算は9月、12月、3月、6月に発表されます。また、同社は創業以来配当を実施していませんが、今後の業績次第では配当の検討も視野に入ってくる可能性があります。株主還元策の強化に期待が高まっています。
