フロンティア・マネジメント株式会社の第18期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

フロンティア・マネジメント株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。売上高は2,161百万円と前年同期比で18.6%の減収になりましたが、経常利益は73百万円となり、前年同期比で84.8%減と大幅な減益となった一方で、ROAやROEなどの収益性指標は健全な水準を維持しています。今後も同社の成長戦略に注目していきたいと思います。

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企業情報

企業名: フロンティア・マネジメント株式会社
証券コード: 70380
決算期: 12月期

フロンティア・マネジメント株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

フロンティア・マネジメント株式会社の決算日は12月31日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われています。決算発表は四半期毎に提出される四半期報告書と年次の有価証券報告書で行われています。

主な事業

フロンティア・マネジメント株式会社は、経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、企業再生支援などの事業を展開しています。企業の経営課題の解決に向けて、包括的なサービスを提供することで、”ワンストップ”でお客様の課題解決をサポートしています。また、連結子会社のフロンティア・キャピタル株式会社では投資事業も行っています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高が2,161百万円営業利益が63百万円経常利益が73百万円親会社株主に帰属する四半期純利益が13百万円となりました。売上高は前年同期比で18.6%の減収、利益は大幅な減益となりました。しかしながら、利益率は依然として高い水準を維持しており、引き続き同社の収益力の高さが窺えます。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高及び利益の推移をみると、売上高は堅調に推移している一方で、利益については前年同期比で大きく変動しています。コンサルティング・アドバイザリー事業のM&A案件の成約状況により四半期ごとの業績変動が大きいことがわかります。しかし、全体としては企業価値の向上に向け着実に成長を遂げている印象です。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の四半期連結貸借対照表では、資産合計が9,976百万円負債合計が3,571百万円純資産合計が6,405百万円となっています。前期末と比べて資産が減少した一方で、負債も減少したことで、自己資本比率は33.1%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,928百万円営業投資有価証券が2,049百万円となっています。前期末から現金及び預金が減少する一方で、営業投資有価証券が大幅に増加しているため、全体としては資産が減少したと考えられます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が600百万円賞与引当金が92百万円となっています。前期末から短期借入金が増加し、賞与引当金が大幅に減少したことで、負債が全体として減少したと考えられます。

純資産の部

純資産の部では、資本金が384百万円資本剰余金が747百万円利益剰余金が2,132百万円となっています。前期末から利益剰余金が減少しているものの、全体として健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の4.4%から当期1.3%、ROEは前期の11.5%から当期2.0%と大幅に低下しています。これは、経常利益が大幅に減少したことが主因です。しかし、中期的に見れば依然として高い水準を維持しており、同社の収益性の高さが窺えます。今後の企業価値向上に向けた投資や成長施策に期待が高まります。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュフロー計算書は開示されていませんが、貸借対照表上の現金及び預金が前期末から1,910百万円減少していることから、営業活動によるキャッシュ・フローが減少していると考えられます。投資活動によるキャッシュ・フローの増加や、財務活動によるキャッシュ・フローの増加もあったものと推察されます。

配当の支払額

2024年3月27日開催の第17期定時株主総会において、1株当たり配当金41円の配当が決議され、配当総額が480百万円となりました。前期と比べ、1株当たりの配当金は増加しており、株主還元を重視した経営姿勢が伺えます。

今後の展望

フロンティア・マネジメント株式会社は、2024年2月に公表した2024-2026年度の中期経営計画に基づき、経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、再生支援などの機能を活かしたワンストップでの企業課題の解決に注力していきます。また、投資事業においても経営人材の派遣を伴う投資の実行に注力し、企業価値の向上に努めていく方針です。引き続き、同社の取り組みに注目していく必要があります。

編集部のまとめ

フロンティア・マネジメント株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高は減収となったものの、収益力の高さは維持されている印象です。中期的な成長戦略として掲げる「ワンストップでの企業課題解決」と「経営人材の派遣を伴う投資」に注目です。今後の動向に期待が高まります。

フロンティア・マネジメント株式会社の決算日や配当についてまとめました。

フロンティア・マネジメント株式会社の決算日は12月31日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日に行われています。2024年3月27日開催の定時株主総会において、1株当たり41円の配当が決議され、配当総額は480百万円となりました。同社は株主還元を重視した経営姿勢が伺えます。

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